パケット通信料とは？
パケット通信とは、音声通話以外のデータ通信のことを言います。例えば、メール、サイト閲覧、着信メロディ等のダウンロードなどがこれにあたります。
通話料は通信時間によって課金されますが、パケット通信料は、やりとりしたデータ量（パケット量）によって課金されます。時間によって課金されるわけではないので、サイトを早くみてもゆっくりみても料金は同じです。
また、パケット通信料は通話料と異なり、通常、発信者課金ではなく発信者も受信者も課金されます。メールを送信すれば、送信者にも課金され、受信者にも課金される場合が多いです。
迷惑メールが「迷惑」な理由は、読みたくないメールが来て煩わしい、というだけではなく、それを読むのにもお金がかかる場合があるからです。
パケット通信料は、文字だけでなく画像や映像をみたり、着信メロディー等をダウンロードするときにも課金されるため、今自分がしていることがいくら位なのかというのが非常に分かりづらくなっています。これもパケット通信の特徴の１つです。着信メロディー等のダウンロードをする際は、パケット通信料の目安などが事前に表示される場合もあります。
メールの場合は、短いものだと１円程度で送受信できたりしますが、楽曲のダウンロードなどはパケット通信料だけで5,000円程になる場合もあるのです（楽曲を購入する料金とは別）。
携帯電話の通信速度が速くなるにつれ、パケット通信料もかさみがちです。携帯電話を新しくしたときなどは注意が必要でしょう。
オプション定額料とは？
オプション定額料とは、様々なオプション（付加機能）を契約したときに毎月かかる定額料金のことです。留守番電話、キャッチホンなどを契約すると月額300円など、別途料金が請求されます。
このほかにも、パケット割引や通話料割引などの割引サービスで定額料が必要なものもあります。
定額料は、使っても使わなくても請求されてしまう料金です。契約したときには必要だったサービスもしばらくすると使わなくなっているケースも多々あります。必要でないサービスを契約しないことはもちろんですが、定期的にチェックし、必要なくなったサービスをこまめに解約するように心がけましょう。
情報料とは？
ニュースや着信メロディーのサイトなど、利用するに当たって月額300円等と課金される有料サイトがあります。これも、しばらくすると使わなくなったりすることも多いです。また、請求書には利用サイトの内訳が明記されていない場合が多いので、自分の携帯電話で定期的にチェックすると良いでしょう。
有料サイトは、使おうと思えば即座に申し込み利用開始できるものがほとんどです。たまにしか使わないサイトは解約すべきかもしれません。
有料サイトで注意して頂きたいことは、有料サイトの料金には、パケット通信料は含まれていないことが多い点です。
仮に“月額1,000円で楽曲ダウンロードし放題”というサイトがあったとしましょう。このサイトに入会（契約）すれば、着うたの料金は何曲ダウンロードしても1,000円ということになります。しかし、その楽曲をダウンロードする際のパケット通信料は別途支払わなければいけないことが多いのです。楽曲１曲ダウンロードするのに5,000円のパケット通信料がかかるとすれば、月に３曲しかダウンロードしなくても、情報料1,000円＋（通信料5,000円×3曲）＝16,000円になってしまいます。
有料サイトを契約する場合は、パケット通信料がいくらかかるのかを必ず確認して利用するようにしましょう。
ユニバーサルサービス料とは？
携帯電話にかかわらず、日本国内で電話番号ごとに課金される料金です。執筆時は、１番号につき７円/月となっており、電話利用者が支払わなければいけない料金です。高額ではないので、ほとんど気にしない人が多いのが実際のようです。
ユニバーサル料金についての詳細は、ガイド記事『ユニバーサルサービス料とは？』をご参照ください。
以上が、大まかな内訳となります。携帯電話料金の節約は、実は各セクションにわたってできるのです！
次の記事では、基本使用料の詳細と、節約方法について解説します。
