知っておきたい妊娠検査薬の基礎知識

妊娠検査薬とは

妊娠検査薬は、妊娠しているかどうかを自宅で検査できる便利なツール

市販の妊娠検査キットを使うと、妊娠しているかをどうかを手軽に調べることができます。妊娠検査薬は、尿中にhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが含まれているか否かを調べて妊娠の可能性を判定します。hCGは、受精卵が子宮内膜に着床してからできる絨毛から分泌されるホルモンなので、陽性になるということは、着床しているということ、すなわち妊娠を意味するのです。

▽参考記事
妊娠検査薬の使い方と注意点

 

妊娠検査薬の使い方のポイントと注意点

妊娠検査薬 使い方と注意点

妊娠検査薬で検査ができるのはいつから? タイミングによっては正しい判定が出ないことも

妊娠検査薬の陽性判定が出るのは、早くても「最後の生理から数えて3週5日」以降。月経が順調に来ている人であれば、月経予定日~予定日1週間後頃以降が目安です。生理不順の人の場合は、最後の性行為から3週間後を目安にしましょう。妊娠検査薬は複数のメーカーから発売されているため、取扱説明書をよく読み、正しい使い方で使用しましょう。 

妊娠検査薬の感度が高く、早い時期に妊娠検査の陽性判定が出るようになると、産婦人科を受診する時期が早まることもあります。その場合、超音波検査をしても子宮に胎のう(赤ちゃんが入っている袋)がまだ見えてこないことも。子宮外妊娠やケミカルアボーション (化学的流産)も考慮しなければならず、1~2週間様子を見て、正常な妊娠かどうかを確認する必要がでてきます。

また、検査薬を使うタイミングによっては正しい結果が出ないこともあります。必ず医師の診察を受けて確認しましょう。

▽参考記事
妊娠検査薬の使い方と注意点
妊娠検査で陰性なのに生理が来ない。妊娠の可能性は?

 

妊娠検査薬で「陰性」でも生理が来ない

妊娠検査薬 陰性なのに生理来ない

妊娠検査薬で「陰性」だったのに生理が来ないのは、やっぱり妊娠しているから……?

市販の妊娠検査薬で陰性でも生理が来ない場合、もしかして妊娠かも……?と不安になる人もいるかもしれません。2~3日後に再度検査をすると陽性になったり、その後の受診で妊娠が判明することはあり得ます。最も考えられる可能性の一つは、検査のタイミングが早すぎたということ。病院で検査した方がより精度が高いことも理由として考えられます。
 
陰性だったにも関わらず、吐き気・腹痛・胸が張る・腰痛などの妊娠初期のような症状がある場合、どうしても妊娠を疑ってしまいますが、検査が陰性なら妊娠ではありません。月経前症候群やホルモン異常による症状が疑われます。
 
何度検査をしても陰性なのに生理が来ない場合、無排卵、閉経、早発卵巣機能不全などのホルモン異常が原因のことも。日常的に性行為の機会があって、月経が遅れたり少量出血で終わったりした場合は、たとえ妊娠を疑っていなくても検査はするようにしましょう。陰性が続いても月経が来ない場合には、病院受診をおすすめします。

▽参考記事
妊娠検査で陰性なのに生理が来ない。妊娠の可能性は?

 

妊娠検査薬で「陽性」だったらすべきこと

妊娠検査薬 陽性

妊娠検査薬が「陽性」だったら、適切なタイミングで病院を受診しましょう

妊娠検査薬が「陽性」であった場合、体のどこかに妊娠しているということが言えます。注意が必要なのは、子宮外妊娠など「子宮以外の場所」に妊娠が成立、つまり「異所性妊娠」という異常妊娠でも、妊娠反応は陽性になるという点です。
 
妊娠反応が陽性だったら、まずはそれが「正常な位置」での妊娠かどうかを確認する必要があるため、最初に産婦人科を受診して超音波検査を受ける必要があります。ただし、妊娠反応が陽性に出ていても、時期が早すぎると子宮内にまだ胎のう(赤ちゃんが入っている袋)が見えないことがあります。その場合は、数日あけて再度超音波検査が必要になります。

「時期が早すぎるから受診はもう少し先にしよう」と自己判断で受診時期を遅らせるのではなく、妊娠検査薬の陽性を確認したら、すぐに最初の受診をしましょう。

▽参考記事
妊娠反応が「陽性」だったらまずすべきこと
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