一人時間がほしいと感じた時が決め時の「夫婦間ディスタンス」

夫婦間ディスタンス

新型コロナウイルスの感染拡大で長引く外出自粛は、コロナ別居、コロナ離婚など夫婦仲にも影響を及ぼし始めています。テレワークや外出自粛が続くなか、平日も週末も、夫婦が一日中ずっと家の中で顔を合わ続ける状態が増えています。そんななか、夫たちから聞こえてくるネガティブな声を集めてみました。

 

家にいたらやらなきゃダメ? 家事育児の負担が重い

「なぜか、家事分担が増えているんですよ」と不満げな紀明さん(32歳・仮名)。

「在宅勤務になって通勤の手間が省けたことは嬉しいのですが、自分の時間が増えたわけではなく、結局は家事をやらされるだけ。『家にいるんだからやって!』と言われて、平日朝の洗濯はぼくの仕事になっちゃいました」

さらに、妻からは「晩ごはんはわたしが作るから、昼ごはんは自分で作って」と言われて毎日自炊。子供のおむつも「あなたの目の前で泣いてるんだから、取り換えて」と言われて日中の育児の分担も増加……。

「在宅勤務で浮いた時間は好きな本でもじっくり読もうかと思っていたのに、理想と現実の違いにがっかりです」

 

兄弟ゲンカが流血沙汰に! イライラ家族

「子供も含め、家族全員が一日中顔を突き合わせる状態にイライラしてます」というのは健太郎さん(41歳・仮名)。

「うちの子は中2、小6、小3の思春期男子3兄弟。3月初旬から全員学校が休みで遊びにも行けず、時間と体力を持て余しています。だから3人の言い争いや小競り合いはしょっちゅうで、それがエスカレートして取っ組み合いの大ゲンカ。先日は突き飛ばされた三男が鏡にぶつかって額を切るなど、流血騒動にまで発展しています。仲裁する僕たちも本気で怒鳴ってしまう。殺伐としたリビングです」

学校にも友達の家にも行けない3兄弟がイライラ。食べ盛りの3人の食事とおやつの準備で一日中台所に立っている奥様もイライラ。そして家の中が騒がしくて在宅勤務に集中できない健太郎さんもイライラ。家中のイライラが止まらないようです。

 

出社するだけでバイキン扱いされるとは……

「奥さんに病原菌扱いされるのがマジでイラッとします」というのは光輝さん(40歳・仮名)。

流通業にお勤めの光輝さんは「現場のお仕事」なので在宅勤務ができず、毎日職場に通っていらっしゃいます。

「奥さんはパートの仕事が休みになったので、小学生の娘と家にいます。もともと娘は喘息持ちで呼吸器系が弱く、今回のような肺炎の病気はリスクが高いと感じています。それだけに、奥さんのウイルスへの警戒は半端ないんです。奥さんと娘は基本的に家から出ていないので、『家の中にウイルスを持ち込むのはあなたしかいない』とはっきり言われました」

光輝さんが仕事から帰宅すると、まずは玄関で服を脱がされ下着姿に。これは、「ウイルスをリビングに持ち込まないように」という奥様の命令。そしてそのまま風呂場に直行、全身を洗ってからでないとリビングには入れてもらえないそうです。

風呂上り、やっとリビングに入れてもらえても、光輝さんの触ったところを、奥様がすぐにアルコール除菌スプレーで拭くのだとか。

「こっちだって、好きで出勤しているわけじゃないです。感染リスクがあっても家族のためにも仕事を続けなければならないのに、ほとんど俺を病原菌扱いで、リスペクトのかけらもないですよ。奥さんには不満しかないですね」

 

どうせ暇でしょ? 仕事がないと肩身が狭い……

「全社休業・自宅待機で肩身が狭いです」とこぼすのは将太さん(42歳・仮名)。

全国的な飲食店チェーンにお勤めのため、緊急事態宣言を受けて、お店はゴールデンウィーク明けまで全店舗休業。自宅待機の日々が続いています。

「嫁さんの会社はIT企業なので、彼女は通常通りの在宅勤務。こっちは自宅待機で給料カットですから、肩身が狭いです。『あなたは暇なんだから、ドラッグストアに早めに並んで買出ししてきて』と命令されて、キッチンペーパーやらシリアル、レトルトカレーと、いろいろ買いに走っています。開店前から並んでいる人って大体同じような顔ぶれなんですけど、結構みんな怖い顔してるんですよね。『早く開けろ!』って店員に怒鳴ったり、客どうしで揉めたり、なんか朝から暗い気持ちになります。でも、自宅待機の身なので文句も言えないし。早く職場が再開してほしいです」


夫婦間の距離が縮まったほうが仲良くなれると思いきや、突然のことで持て余す。一日中一緒に過ごす事態も長期に渡ると馴れ合いになってくる。まだまだこの状況は続きそうです。家庭内を平和に保つため、夫と妻の「夫婦間ディスタンス」は各夫婦でカスタマイズして決めましょう。「ずっと一緒で嬉しい!」と思っているラブラブ夫婦もいるので、あくまでも”うちら夫婦基準”で考えなくてはなりません。



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