ここでは、ムダ遣いに繋がってしまう3つの行動パターンについて紹介し、どのように対応するべきか、その方法を紹介してみたいと思います。
1. 備蓄に走ってしまう
多くの人が心配しているのが、食品や生活必需品である雑貨などが品薄になるかも……と過度に心配して、必要以上に備蓄品や食料品を購入してしまうことがあるということ。この気持ち、本当によく分かります。「食品は十分にある」と言われても、スーパーの棚から買いたい商品がなくなっている場合、そのショックは相当なもの。やはりある時に買っておかなければと、行動してしまうのは仕方ないのかもしれません。
とはいえ、「モノがない」という思いからの行動は、「ない」という現実を引き寄せるだけ。ネガティブな思いからは、ネガティブなモノしか引き寄せることはできないのです。
心配かもしれませんが、平常心で買い物に行き、今買うべきモノをメモなどしておき、それ以外のモノは買わない。余計なモノを買わなくても済むように、余分なお金は持たずに買い物に行ってみてください。
自分は備蓄のつもりで買いだめをしても、消費できなかったら単なるムダ遣いです。家族の健康のためにも、新鮮な食材を手にすることを心がけてみては?
2. ネットでたくさん買ってしまう
テレワーク、在宅ワークが推奨されている今、自宅で過ごす時間が増えている人がほとんどです。日本人は勤勉ですので、まじめにパソコンに向かっている人は多いのですが、ちょっとしたスキマ時間を使って、ネットで余計なモノを買ってしまう人も多くなっています。ネットではバーゲンセールなども多く見受けられるので、ついつい買いたいという衝動にかられることがあるかもしれません。でも、その商品、本当に必要なモノなのでしょうか?
「安い」「お買い得」であっても、必ずしも買わなければならないモノなのかを考えて、買うかどうかを決めてみましょう。
ネットはクレジットカードがメインなので、知らないうちに使い過ぎていることも見受けられます。クレジットカードでいつ、何を、どれくらい購入したのかをメモしておき、必ずそのリストに目を通してから、今買うべきモノなのかを見極めていくことが大切です。
とはいえ、ネットショッピングは眺めているだけでも楽しいもの。ストレスが溜まらないように息抜きのひとつとして、通販サイトを利用できるとよいですね。
3. 衝動買いしてしまう
行動が制限されてストレスが溜まり、外へ出るとつい衝動買いしてしまうという話も耳にするようになりました。モノを買って、本当にストレスが解消されるのなら、ある意味正解の行動かもしれません。とはいえ、その後に余計なモノを買ってしまった、ムダ遣いしてしまったというように感じるのなら、かえってストレスは増していきます。
衝動買いを防ぐために、散歩などに出かける場合は、財布を持たない。好きな音楽を聴きながら歩く。帰宅後にデザートを食べる、好きなドラマを見る、友達とチャットをするなど、帰ってからのお楽しみを準備しておくと、衝動買いを防ぐのに一役買ってくれますよ。
すべてのことを何もかも抑え込むことはストレスになりがちです。とはいえ、先行き不透明なタイミングでムダ遣いをした場合、ストレスはいつもの何倍にもなって、自分を苦しめることになります。
無理をする必要はありませんが、自分にとって優先順位が明確になっていれば、ムダ遣いに走ることはありません。この機会だからこそ、お金を使うべき優先順位を考えてみてもよいですね。
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