■ | 無料サイトも無料じゃない!? |
携帯電話でサイトを見る機会がある人も多いと思います。
ケータイサイトのパケット量や |
見ても見なくても数十円~数百円を毎月請求される「有料サイト」というのがあります。たまに誤解されている人がいるのですが、これは「情報料」といって、情報を提供してもらう(サービスを利用する)ための料金です。この料金を払えば、1ヶ月何度見ても「情報料」は定額です。しかし、携帯電話のサイトを見るためには、この他に携帯電話会社に支払う「パケット通信料」というものが必要になってきます。よって、有料サイトを見ると、毎月の情報料+パケット通信料が発生するわけです。
最近は携帯電話からアクセスできる無料のサイトも増えてきました。この場合、情報料は「無料」ですが、左記で説明したとおり、パケット通信料は別途発生します。無料サイトとはいえ、携帯電話の場合、パケット通信料がかかるわけですから完全に無料で利用できるわけではありません。(*1)
各社の「パケット定額制」というのは、このパケット通信料を定額もしくは準定額にするサービスです。
■ | パケット通信料はブラックボックス |
携帯電話でサイトを見るときに発生する「パケット通信料」は、主にサイトから流れてくる(ダウンロードした)データの量に応じて課金されます。各社ともデータの量を表す「パケット」という単位が基本になっていますが、1パケットというのは128バイトのことです。
例えば、ドコモのmovaでは、1パケットあたり0.3円(*2)という料金体系になっています。
あとは、自分がよく見るサイトのパケット数さえわかれば、いくらかかっているのか計算できますが、これが簡単にはわからないのです。あとで料金明細を見るなどの手もありますが、リアルタイムで調べる方法がなく、「ブラックボックス」状態なのです。 ケータイサイトを見るということは、“値段表示のないお寿司屋さんに入る”のと同じことといっても過言ではないと思います。