5月にオススメの株主優待銘柄
株主優待が人気の企業は、権利確定日に向けて優待目的の買いが入りやすくなります。早いうちに株主優待銘柄に注目することで、株主優待と値上がり益が期待できるでしょう。今回は、今のうちに買っておきたい5月優待銘柄をご紹介します。5月オススメ優待銘柄その1「サカタのタネ＜1377＞」
【業務内容】種苗大手。【単元株数】100株
【最低購入金額】30万5000円（2020年3月25日終値時点）
【権利確定月】5月末日
【優待内容】株主優待カタログ商品
・100株以上：株主優待カタログ商品（100株以上、300株以上、1000株以上で、それぞれ別内容）
同社の優待内容はカタログ商品です。2019年には、新米やカレー（100株以上）、ワッフルやチーズケーキ（300株以上）、ハンバーグや点心（1000株以上）などが選べました。カタログ商品では、自分の好みに合わせて食品やギフトを選ぶことができます。優待内容の利便性が高いといえるでしょう。その魅力的な優待内容により、優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向にあります。
では、同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を3月末に購入し、5月権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をすると、株主優待は取れませんが、売買益のパフォーマンスの大きさを確認することができます。
■検証結果■
システムトレードの達人
勝ち数： 21 回
負け数： 9 回
引き分け数： 0 回
合計損益（率）： 97.29 ％ 平均損益（率）： 3.24 ％
合計利益（率）： 133.34 ％ 平均利益（率）： 6.35 ％
合計損失（率）： -36.05 ％ 平均損失（率）： -4.01 ％
プロフィット・ファクター（合計利益÷合計損失）： 3.699
平均保持日数： 47.17 日
検証結果を見てみると、勝率は70.00％、1トレードあたりの平均損益は3.24％です。勝率が高く、平均損益もプラスとなっていることから、良好な成績といえるでしょう。優待権利確定日から約2カ月前の早いうちに注目しておくことで、高値掴みして優待権利落ち後に損失を被るリスクを抑えられるでしょう。
5月オススメ優待銘柄その2「TAKARA&COMPANY＜7921＞」
【業務内容】ディスクロージャー業務大手。有価証券報告書などを手掛ける。【単元株数】100株
【最低購入金額】16万5200円（2020年3月25日終値時点）
【権利確定月】5月末日
【優待内容】ギフト券
・100株以上……1500円相当
・2000株以上……3000円相当
※3年以上継続保有すると、選べるギフトの内容が変わります
同社の優待内容は、ギフト券です。2019年には、スープやチョコレートケーキ（100株以上）、ビールやウィンナーギフト（2000株以上）などが選べました。カタログ商品では、自分の好みに合わせてギフトを選ぶことができます。優待内容の利便性が高いといえるでしょう。その魅力的な優待内容により、優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向にあります。
では、同社株を今のうちに購入した場合どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を3月末に購入し、5月権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をすると、株主優待は取れませんが、売買益のパフォーマンスの大きさを確認することができます。
■検証結果■
システムトレードの達人
勝ち数： 19 回
負け数： 9 回
引き分け数： 0 回
合計損益（率）： 138.75 ％ 平均損益（率）： 4.96 ％
合計利益（率）： 191.30 ％ 平均利益（率）： 10.07 ％
合計損失（率）： -52.55 ％ 平均損失（率）： -5.84 ％
プロフィット・ファクター（合計利益÷合計損失）： 3.640
平均保持日数： 47.75 日
検証結果を見てみると、勝率は67.86％、1トレードあたりの平均損益は4.96％です。勝率が高く、平均損益もプラスとなっていることから、株価の値上がりが期待できる銘柄といえるでしょう。権利確定日前の早い段階で優待銘柄に注目することで、高値掴みして損失を被るリスクが低くなります。
注目度の高い人気の優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価は上昇していく傾向があります。権利確定日直前にあわてて購入し、高値掴みで不用意な損失を被ることのないように気を付けましょう。5月は、優待権利が確定する銘柄が1年の中でも比較的少ない月です。数が少ない分優待狙いの買いが集まりやすく、今回ご紹介したような人気優待銘柄ほど株価が上昇しやすい傾向があります。早いうちに好優待銘柄に先回りすることで、お得に優待銘柄を獲得することができるでしょう。
今回の検証は、あくまでも過去の株価データを用いた検証であり、未来の結果を保証するものではありません。しかし、株の売買を行う際に今回のように簡単な検証を行うことで、これから行おうとしている投資が、どの程度リターンを期待できどの程度リスクがあるのか事前に把握することができます。検証を行ってから投資すればきっと安心感が違うことでしょう。みなさんも投資する際には一度検証してくださいね。
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（このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って行っています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でして頂くようお願いします）
