■ | 日本でも偽装サービスがある!? |
FOMAで着信した場合、なぜか頭に*がついた。 |
また、国内にも、アメリカの偽装サービスを応用したコールバックサービスを提供する業者が存在するようです。
少なくとも昨年の後半にはそのようなサービスがあり、雑誌等でも取り上げられたことがありました。料金的には、上記のサービスよりも高いものの、誰でも使えたサービスだったようです。
■ | 携帯各社の対策でなくなるのか!? |
これらの事態を受けて、NTTドコモとau(KDDI)は発信者番号偽装をチェックするシステムを導入することを発表しました。NTTドコモは2005年3月4日まで、auは2005年3月中旬に対策を施すとのことです。
しかしながら、これですべての発信者番号偽装がなくなるとは言えないようですので、まだまだ注意が必要です。
発信者番号の偽装方法については、 他の方法もあるようですので、引き続き調査を行っていきたいと考えています。
知っている電話番号から、おかしな内容の電話がかかってきたときには、一度電話を切り、その番号に折り返せば、その通話が本当にそこから発信されたのかがわかります。
発信者番号が偽装された場合でも、こちらからその番号へ折り返しかければ、偽装発信者ではなく、本当の電話番号へ発信されます。簡単に言えば、ある人物によって、自宅の電話番号を偽装表示する通話が自分の携帯電話へかかってきたとしても、一度通話を切り、自宅の電話番号へ発信すれば、きちんと自宅に繋がるということです。
また、仮に自宅の電話番号が偽って通知されていたとしても、その通話料が自宅へ課金されることは、基本的にはありません。
「発信者番号は偽装できる」という認識を持ち、変な番号からかかってきた電話にも冷静に対応することが、事件に巻き込まれないための最大の防御手段と言えそうです。
関連サイト: | ◆『発信者の電話番号を調べる方法 』 【ガイド記事】 |
◆『「架空請求」がやってきた!!』 【ガイド記事】 | |
◆『発信者番号偽装振り込めを防ぐ!』【AllAbout 防犯】 | |
◆NTTドコモ「発信者電話番号表示の偽装防止対策を実施」 | |
◆au「発信電話番号表示の偽装防止対策の実施について」 |