節約/通信費の節約

ついにNTTがIP電話並みの通話料金に値下げを決行! ◆ NTTの料金一律プランはおトク?(3ページ目)

NTT東日本・西日本がついにIP電話なみの通話料金になる割引プランを開始!ただし、プランや回線状況によっては月額利用料が必要になることが! はたして料金一律はおトクなのでしょうか?

執筆者:大串 明弘

 イチリッツに加入したほうがおトクな人

サービスの内容はともかくとして、ズバリ、どういう人がイチリッツに加入するとおトクになるのでしょうか?

IP電話を使っている場合は、県外通話も低料金でかけられることを考えると、あえてイチリッツに申し込んでNTTを利用するメリットはほとんど無いかと思います。(3分7.5円よりも高いIP電話サービスを利用している場合で、市内・県内市外通話をかなり頻繁または長時間に渡って利用する場合を除き)

県内市外通話を月8回以上(または市内通話が100回以上)利用するなら定額料の100円を考慮してもイチリッツ プラン2に加入した方がお得になります。(NTTでマイラインプラス登録した場合)

上記に当てはまらない人でも、「市内通話」「同一県内の市外通話」の2区分についてNTTでマイラインプラス登録をしているのならば、イチリッツ プラン1なら定額料はかかりませんから、利用するしないはおいといて、とりあえず加入しておくと良いでしょう。

 エリアプラスは即解約すべし

NTTの割引サービスに「エリアプラス」というサービスがあります。これは月額定額料200円(NTTでマイラインプラス登録した場合100円)を支払えば、県内市外の隣接区域への通話が市内通話と同じ3分8.5円になるサービスです。イチリッツに加入すれば、県内の電話はすべて3分8.5円または7.5円になるわけですから、イチリッツに加入してエリアプラスは即解約すべきでしょう。(イチリッツ加入で自動的にエリアプラスは解約になります。)

マイラインプラス登録があれば、イチリッツ プラン1に切り替えるだけで、毎月100円おトクになりますし、イチリッツ プラン2もエリアプラスと同額の月額定額料で、通話料が一律3分7.5円になり、隣接区域だけでなくその他の県内市外通話もおトクになるからです。

◆NTT通話料金比較表(エリアプラスvsイチリッツ)
イチリッツ
プラン1
イチリッツ
プラン2
エリアプラス
月額固定料
200円/
無料(*1)
300円/
100円(*1)
200円/
100円(*1)
市内通話
区域内
昼間
8.5円
7.5円
8.5円
夜間
深夜
8.5円(*2)
県内市外通話
区域隣接・
~20kmまで
昼間
8.5円
夜間
深夜
8.5円(*2)
20km超~
60kmまで
昼間

30円

夜間
深夜
20円
60km超
昼間
40円
夜間
30円
深夜
20円

昼間…
午前8時~午後7時
夜間…
午後7時~午後11時(県内市外は土・日・祝日の昼間も含む)
深夜…
午後11時~午前8時
*1…
「市内」「県内市外」の2区分についてNTTでマイラインプラス登録している場合
*2…
4分8.5円(3分あたり6.375円)

ただし、深夜に長時間の通話を多くする場合や、よく通話する隣接区域が他県の場合(なおかつエリアプラス対象地域になっている場合)は、イチリッツではなくエリアプラスにした方がおトクになる場合もあります。

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