初めて聞いたという人も、懐かしいというあなたにも、大人にも子供にもおすすめの新感覚ゲームなんですよ。
スペースチャンネル5VR あらかた★ダンシングショー
リズムゲームを数多く世に送り出しているセガですが、なかでも「スペースチャンネル5」の歴史は古く、初登場は1999年、ドリームキャスト専用でした。浴びると踊りだしてしまう怪光線で地球人をパニックに陥れるモロ星人に対し、宇宙放送局の新人リポーターうららが立ち向かうストーリー。
モロ星人の「アップ」「ダウン」「チュッ」というステップに対し、ステップを返すと倒すことができました。
うららの素人っぽい喋り方や、とぼけた世界観、マイケル・ジャクソンが本人役で登場するなどで熱烈なファンが多い作品です。
VRとリズムゲームは相性バッチリだと思い知った
今作は当時の雰囲気そのままに、映像はグレードアップしたVR作品。注意したいのはVR専用であることと、モーションコントローラー2本が必須であるということ。プレイヤーが新人リポーターとなり先輩のうららに同行するのですが、色褪せないうららのコケティッシュな魅力は感慨深いものがあります。
VRでは実際に両手を使ってモロ星人と同じポーズをとるため、没入感が半端ない! VRのために存在したのではないかとすら思わせる相性の良さです!
ボリュームは少なめだが、絶好の〇〇ゲーム
非常にテンポよく進むので、得意な人なら30分~1時間程度でエンディングに到達します。熱中していると本当にあっという間で、少し物足りないと感じるかも。おすすめなのは、友人や親戚が来たときに活用することです。うららやディレクターの珍妙なやり取りや、プレイヤーの活躍を見ているだけで楽しめます。前作を知らなくても全然問題ありません。全年代にオススメなので、筆者としては絶好の接待ゲームとしても活躍しています。(オプションで、ゲームオーバーにならない「無敵モード」が選べるのもポイント!)
ご両親なら懐かしく、お子様世代は新鮮に楽しめる本作。一家に一本、自信を持っておすすめします!
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DATA
SEGA│スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー