プレイステーション

懐かしくて新しい、「スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー」

「スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー」はおよそ18年ぶりに発売された、伝説的リズムゲームの最新作。VR対応の一人プレイ専用ゲームながら、家族や友達と楽しめる理想的なゲームだと教えてくれたのはプレイステーションマニアの山道さんです。

山道 健介

執筆者:山道 健介

プレイステーションガイド

 
スペースチャンネル5VR あらかたダンシングショー

25世紀の宇宙テレビ局「スペースチャンネル5」を舞台としたリズムゲーム

 

今回私がおすすめするのは、カルト的な人気を誇るリズムゲーム。スペースチャンネル5誕生から20年たった今、VR専用ソフトとして発売された最新作「スペースチャンネル5VR あらかた★ダンシングショー」です。

初めて聞いたという人も、懐かしいというあなたにも、大人にも子供にもおすすめの新感覚ゲームなんですよ。

   

スペースチャンネル5VR あらかた★ダンシングショー

白いモロ星人相手に「アップ、ダウン、チュッチュッチュッ」本当はチュッではなく「シュート」だとか?

ストーリー以外にも「トライアルダンス」「アーケード」といったモードも用意されている
 

モロ星人たちのとぼけた動きも本作の魅力です

消費カロリー表示があったり、無敵モードを選択したりもできる


リズムゲームを数多く世に送り出しているセガですが、なかでも「スペースチャンネル5」の歴史は古く、初登場は1999年、ドリームキャスト専用でした。浴びると踊りだしてしまう怪光線で地球人をパニックに陥れるモロ星人に対し、宇宙放送局の新人リポーターうららが立ち向かうストーリー。

モロ星人の「アップ」「ダウン」「チュッ」というステップに対し、ステップを返すと倒すことができました。

うららの素人っぽい喋り方や、とぼけた世界観、マイケル・ジャクソンが本人役で登場するなどで熱烈なファンが多い作品です。

 

VRとリズムゲームは相性バッチリだと思い知った

新人レポーターだったうららが、今作では先輩として導いてくれます

第三者の視点で観ることができる「ビューイング」モードも
 

懐かしのキャラクターも登場しますが、「誰コレ?」状態でも問題なし!

懐かしのキャラクターも登場
 

今作は当時の雰囲気そのままに、映像はグレードアップしたVR作品。注意したいのはVR専用であることと、モーションコントローラー2本が必須であるということ。

プレイヤーが新人リポーターとなり先輩のうららに同行するのですが、色褪せないうららのコケティッシュな魅力は感慨深いものがあります。

VRでは実際に両手を使ってモロ星人と同じポーズをとるため、没入感が半端ない! VRのために存在したのではないかとすら思わせる相性の良さです!

 

ボリュームは少なめだが、絶好の〇〇ゲーム

VRならでは、プロジェクションマッピング的な演出も盛り上がりますよ!

VRならでは、プロジェクションマッピング的な演出も盛り上がる
 

非常にテンポよく進むので、得意な人なら30分~1時間程度でエンディングに到達します。熱中していると本当にあっという間で、少し物足りないと感じるかも。おすすめなのは、友人や親戚が来たときに活用することです。

うららやディレクターの珍妙なやり取りや、プレイヤーの活躍を見ているだけで楽しめます。前作を知らなくても全然問題ありません。全年代にオススメなので、筆者としては絶好の接待ゲームとしても活躍しています。(オプションで、ゲームオーバーにならない「無敵モード」が選べるのもポイント!)

ご両親なら懐かしく、お子様世代は新鮮に楽しめる本作。一家に一本、自信を持っておすすめします!

 
(C)SEGA (C)Grounding Inc.

DATA
SEGA│スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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