約300万人が利用しているというヤフーオークション。かくいう筆者も1999年の開始当時から利用してきたユーザーの一人でもあります。今まで、数々の商品を出品・落札してきましたが、ついに詐欺に遭ってしまいました! 今回は、詐欺に遭う課程と、遭ってみて初めて気づいたオークションシステムの理不尽さについてご紹介したいと思います。

以前、ガイド記事『電話加入権+ADSLが1円!?』でもヤフーオークションで通信費を節約する方法をご紹介した手前もあり、ちょっとテーマ違いではありますが、記事にさせて頂きました。

 正規製品を落札

マイクロソフト社のソフトウェアをヤフーオークションで探していた時でした。

一覧表示では、数々の違法製品らしきものが格安で並ぶ中、正規製品は値が張り一目瞭然という状態でした(現在でもそうですね)。俗に「海賊版」と呼ばれる違法コピー製品は、販売すると「3年以下の懲役または300万円以下の罰金」に問われる可能性のある『著作権法』に違反してしまいます。「インターネットならば匿名だから捕まらない」と思っているのか、ヤフーオークションでは海賊版の出品が後を絶ちません。ですが、インターネットはそこまで無法地帯ではありません。よほどの強者ハッカーでも無い限り、確実に摘発されてしまいます。実際、過去にもたくさん逮捕者が出ています。購入すること自体に罰則はありませんが、証拠品押収のための家宅捜索を受ける可能性もあります。

売るのはもちろん、買うことにも相当のリスクがありますから、手を出すべきではありません。

筆者はもちろん正規品を買うべく探していたのですが、「非海賊版!認証必要!」というタイトルのオークションを発見しました。内容を見ると「海賊版や違法ではない」「マイクロソフト社より正式にライセンスを受けている」とのこと。ちょっと値段が安すぎましたが、掘り出し物があるのもオークションの常。タイトルから内容まで合法であると謳っていたので落札しました。すぐに振込先を知らせるメールが来ましたので、代金を指定口座へ振り込み、製品の到着を待っていました。

 詐欺に遭う

数日後、普通郵便で到着した製品を見て愕然。茶封筒の中に、コピー用紙に包まれたCDが1枚入っていただけでした。CDは表面が真っ白なCD-Rで、ケースにも入っておらず、梱包も粗悪でした。シリアルナンバーはメールで届きました。

どうみてもライセンスを受けた正規製品には見えません。確認のためインストールしてみると、あるはずのアクティべーション認証がありません。ソフトウェアは正常に動作しますが、業務で違法コピー品を使うわけにもいきません。

おかしいと思いマイクロソフト社に問い合わせをすると、この製品は違法製品との回答が!……そう、海賊版を正規品と偽った詐欺だったのです!