main

新型コロナウイルスが猛威を振るっているこんなときだからこそ、その人の本質が見えることもあるものです。子供おばさん(子供おじさん)は、「自分だけは感染しないはず」という何の根拠もない自信をもって、身勝手な行動をしがちです。

もう少し広い視野を持って、今の状況を見るのはもちろんのこと、自分の在り方を客観視する必要があるんですよね。

 

「自分はかからないはず」と思っていない?

新型コロナウイルスは重症化する人ばかりではなく、単なる風邪かなと思う程度の軽い症状の人、さらに無症状の人もいて、そういう人たちが、気がつかないうちに感染拡大に重要な役割を果たしてしまっているようです。

きちんと検査をしない限り、自分が“無症状の感染者”かどうかなんて、分からないもの。つまり、人が多く集まる場所など、感染リスクの高い場所に行かないことは、自分が感染しないためだけでなく、人を感染させないためにも大切なことなんですよね。

これは、「自己責任で行動すればいい」なんて話ではありません。仮に自分が感染してしまっても、人に一切会わないのであれば話は別ですが、そんなことは、“ポツンと一軒家”で自給自足の生活をしていない限りは、難しいかもしれません。電車だって乗るでしょうし、スーパーやコンビニに立ち寄ることだってあるでしょうし、通販で購入した荷物を届けてくれる宅配便の人と接することもあるでしょう。

つまり、「自分はかかっていない」「自分はかからないはず」なんて、何の根拠のない自信を持っている人が、一番人に迷惑をかけてしまう可能性が高いんですよね。

こんなときだからこそ、「今は遊びに行きたくても、ちょっと我慢をするときだ」「みんなで協力し合って、感染拡大を防ごう」と思える人でありたいものですよね。

 

根拠なく楽観視する人たちに必要なこと

なかには、「毎日、普通に仕事があるし、電車で通勤しているし!」「周りに感染している人はいないし!」なんて楽天的に考えている人もいます。でも現在は、卒業式ができない学校があったり、東日本大震災の追悼式が取り止めになったり、入社式を中止にする企業が出て来たりしています。つまり、ただ事ではないのです。

無症状の感染者も含めたら、発表されている数よりもずっと多くの人が感染している可能性があります。厚生労働省によると、無症状や軽症であっても、他の人に感染を広げる例があり、さらに咳やくしゃみなどがなくても、至近距離で相対することにより、感染する可能性は否定できないといいます。つまり、「自分はコロナウイルスに感染していない」と思っている無自覚な感染者にうつされ、自分も無自覚のまま、他の人に感染させてしまう可能性があるということです。

こんな異常事態のときに、自分の利益や快適さばかりを求めている場合ではないんですよね。仕事など、必要な用事で出かけるのは仕方ないにしても、「自分のためにも、人のためにも、できる限り感染リスクの少ない生活を送る」という心構えが必要です。仮に自分が感染してしまったら、自分が出入りした場所の全ての関係者に迷惑をかけてしまいますしね。今は、我慢が必要な時期なのです。

今回の件で、経済的に困ることも出てくるでしょう。もちろん、できるかぎり対策を打つことは大切です。でも、まずは、命あってのこと。命さえあれば、健康でさえあれば、色々な困難にも何かしらの手を打てます。その優先順位をきちんともっているかどうかで、行動は変わってきます。

「自分はかからないはず」という根拠のない自信を持っている人ほど、家にいるのは暇だからといって、人の集まる場所や繁華街など、感染リスクの高いところに出歩きがち。それで、自分が感染し、知らぬ間に人に感染してしまっても、「気付かなかったから、仕方ない!」なんて思ってしまうことも……。その軽率な行動で、人の命を奪うことだってあり得るのです。だから、もっと広い視野で物事を見る必要があるんですよね。

 

調子がよくないときに露呈する「本当の姿」

人は自分の調子がいいとき、機嫌がいいときは、いい人でいられます。でも、そうではないときこそ、その人の“本当の姿”が見えるもの。むしろ、こんなときにこそ、自分の周りの人がどんな言動をしているのかは、よく見ておくといいかもしれません。身勝手な人なのか、思いやりのある人なのか、狭いものの見方しかしない人なのか、広い視野を持っている人なのか、分かるものです。

大変なときこそ、冷静な判断力と思いやりを失わないでいられる人でありたいものですね。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。