シンプルライフ

バタバタな平日夜に子供と会話時間を確保するには?

平日の夜に子供と会話する時間を確保したい! そんな方にオススメなのが「お風呂での過ごし方」「食事中の過ごし方」を工夫することです。それぞれ家事シェアをしつつ、会話が弾む工夫をすることで、時間の確保ができ、話したくなる雰囲気を作れます。

香村 薫

執筆者:香村 薫

シンプルライフガイド

平日の夕方はバタバタ!

平日のバタバタ

平日の夜は毎日バタバタ。子供の声がけに「あとでね!」と言うこともしばしば……

平日お仕事があるママの夜は、まさに「時間との勝負」です。株式会社サンケイリビング新聞社が発行する情報誌「ぎゅって」と花王株式会社が行った調査によると、未就学児のいるワーキングマザーが平日の夜に「もっと時間をかけられたら……」と思っていることの第一位(78.2%)はダントツで“もっと子供と話したい”です。この調査結果に“共感できる!”という方も多いのではないでしょうか。

人が今日という一日に満足するためには、自分が望む時間の使い方を一日の中でたった10分でいいので実施できたかがポイントになるのだそう。

今回は“子供と話す時間”を暮らしの中に取り入れるアイデアをご紹介します。
 

お風呂タイムに会話する 

平日夜のバタバタ

お風呂の中なら会話も弾む

子供と一緒にお湯につかってリラックスすると、親子の会話が弾みますよね。私が毎日気を付けていることは下記の3つです。

1. 向かい合わずに隣同士になるようにつかる
大人でも、向かい合わせの面接スタイルだと委縮してしまうもの。視線を合わせすぎない隣同士で座ることを意識しています。

2. 子供のシャンプ―はリンスインシャンプー
髪を洗う作業を時短して、お風呂タイムを少しでも長くゆったりできるよう心がけています。容器の数が減ることで、掃除もラクになります。

3. お風呂環境を快適にする
私は毎晩お風呂に「メラミンスポンジと古い歯ブラシ」を持って入ります。シャワーは1つしかないので、親が髪を洗う時は、子供が気になるピンクカビをゴシゴシ。面白いほどスルッと取れるので、子供も楽しんでやってくれています。

鏡に文字や絵を描く遊びもよくやります。出るときにスクイジーで拭きとるところまで子供と一緒に行えば、鏡をサッと掃除したことになり、結果的にウロコ汚れも軽減できます。

子供と遊びながら掃除を進めることで、楽しみと時短を両立できますね。
 

食事時間に会話する 

平日夜はバタバタ

食事を通して子供との会話が弾む

食事をとりながら会話をするのもよいですね。ここで私が気を付けていることは下記の3つです。

1. 今日の食事に興味を持ってもらう
お腹が減っている我が家の子供達は、空腹を満たすことに集中するあまり、味わいや食感などをスルーしがち。そこで「隠し味はなんでしょうか?」「この中で旬の食材はどれでしょうか?」などクイズを出すことにしています。そう言われると子供も食事をじっくりと見るようになりました。

2. 食事中にテレビをつけない
テレビをつけていると、どうしても観てしまいませんか? 我が家ではテレビはリビングに置かないという徹底ぶりです。

3. 1品でいいので一緒に作る
目玉焼き一つでも構わないので「一緒に作った1品」を食卓に出すようにしています。自分で作ると愛着が湧きますし、そこから話も広がります。

さらに、子供達に料理本を渡して「“作ってほしいメニュー”や“自分で作ってみたいメニュー”に付箋を貼って!」と依頼。子供達は喜んで料理本を見てくれます。そうすることで、事前に食材も用意できますし、自分のレパートリーには無かった、家族が食べたいメニューを知れるきっかけにも。

時間に余裕のある週末に新メニューにチャレンジし、慣れてきたら平日に導入という流れがベストだと実感しています。
 

最後に

今回は「お風呂での過ごし方」「食事で過ごのし方」について、暮らしの中で会話を楽しみつつ、家事シェアもできる方法を提案しました。どれか一つでも構いません、試していただき、親子のコミュニケーションのきっかけになれば嬉しいです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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