完璧な妻は息苦しい?「ちゃんとしている妻」だからこそ浮気された?

完璧な妻は息苦しい?

完璧な妻は息苦しい?

「美人でしっかり者で、あんなに完璧な妻がいるのに何で……!?」「子育も仕事もちゃんと頑張ってた奥さんが可哀そう」……「ちゃんとしている完璧な妻」でも時に浮気に悩むという残念な現実があります。

以前私が浮気相談を受けたカップルのパターンを紹介します。
 

和哉さん・香奈さん(いずれも仮名・34歳)の場合

職場結婚だった和哉さんと香奈さん。「うちの嫁さんは美人で仕事もできて、笑顔がいいねって会社中の男たちが狙ってましたよ」と、いきなり嫁自慢から始まった和哉さん。「でもね、ちゃんとし過ぎているんですよ。息が詰まる」

面倒臭がりで子供っぽい和哉さんとは逆で、香奈さんは几帳面でまじめな性格。フルタイムで仕事をしつつ、第一子出産を産休育休で乗り越え、ママとして職場復帰。子育てをしながら、会社の重要プロジェクトのメンバーに抜擢されるなど、バリバリ現役ワーカーだといいます。

忙しい妻をもった和哉さん、家事の分担がさぞかし大変だろうと思っていると、「家事分担は嫁さん8で僕が2かな。育児は嫁さん9で僕は1。やりたくないわけじゃないけど、『私がやるから大丈夫』って言われると、つい……」とばつが悪そうな顔で告白。

週末に食材を冷凍しておいては、夕食となればササッと時短料理を作る。寝る前に保育園の準備を済ませ、早起きしてリビングの掃除をして……テキパキとさばく奥さん。

「でも、申し訳ないって気持ちはあるので、『外食とか、出前でいいよ。日曜日は3人で一緒に朝寝坊しようよ』っていつも言ってますよ」

それでも頑張り屋の香奈さんは家のことで手を抜かない。そんな妻を見ているうちに、自分が不要な存在に思えてきたと和哉さんは言います。

「なんか、嫁さん一人で何でもできちゃうので、我が家には僕は必要ないのかなって。頼られなさすぎるのも辛くて……」

そんな彼の虚しさを埋めたのは10歳年下のアルバイト掛け持ち女性。なんでもない小さな飲み屋で知り合ったという。

「浮気相手といる時は、年齢も知識も稼ぎもぜーんぶ自分が上。相談に乗ってあげたり、諭したり、守ってあげたりすることで、自分に男としての自信が蘇るというか、嫁さんといる時には感じられない充実感や満足感がありました」

まさに「自分の方が優位に立てる相手と浮気をする」という典型的なパターン。

では、佳奈さんの方は、夫のことをどう考えていたのでしょうか? 和哉さんとは別の機会に個別に話を伺いました。

「子供っぽい性格だっていうのは、つきあってるうちから気づいていました。彼のいい加減なところが逆に私には合ってるかなって。私は全部きっちりやりたい方なので、二人とも几帳面だったら絶対に衝突するでしょう?」

佳奈さんは和哉さんの性格を十分理解して結婚していたのです。まさにパーフェクト。

「夫を頼りにしないで、その分、私が全部やればいいやって思ってました。でも頑張った結果がこれ。家の中のことを手抜きしてたから浮気されたのなら納得もゆくけど、仕事も家事も、夫に負担をかけないように続けてたのに浮気されたっていうのは、かなりショック」

香奈さんにとって、自分の頑張りが報われるどころか夫の心が離れていくという最悪の結果になったわけです。

多くの、ちゃんとしている妻を持つ夫の心の中には、妻が完璧であるが故の苦しみが生まれます。「俺の存在価値はどこ……」と悩み、プライドも萎えて、そのうち家庭から足も気持ちも遠のきます。

女性からすると「甘えん坊の子供っぽい考え方ね」でしょうが。

では、そんな夫の気持ちを家庭に引き戻すにはどうすればいいのか?

「わたしはこんなに頑張ってる!」「完璧を目指そう!」ではなくその逆、「サボっちゃえ」「できなくてもいいや」、という気持ちを持つようにしましょう。「できない私を愛して」のスタンスのほうが楽ちんという男性も大勢いるのです。

そして、できないことは夫にに頼る。家庭内で必要とされ、頼りにされて、「さすがパパ!」と言われる瞬間を夫がたは待っています。夫が家庭の中でスターになる瞬間を作ってあげるのが神級の完璧妻です。

「能ある鷹は爪を隠す」と昔から言うではありませんか。敢えて完璧を手放すことで、パーフェクトな円満家庭を作る。それこそ「ちゃんとしている妻」にしかできない高度なテクニックなのです。

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