セックスのたびに痛みや出血があるのは病気? 出血を伴う性交痛

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セックスの度に出血や痛みがある場合、どんな病気が考えられるのでしょうか


性交痛というと、40~50代のプレ更年期や更年期に起こりやすいものと思われているかもしれませんが、年齢に関係なく悩まれている女性は少なくありません。当院にも、セックスの後に毎回出血を伴う痛みがあると20代の患者さんが受診されたことがあります。今回は出血を伴う性交痛について解説します。
 

出血を伴う性交痛の原因となる病気・病院は何科を受診すべきか

性交痛に出血を伴う場合、様々な病気が考えられます。主な病気として
  • 膣炎
  • 外陰炎
  • 性器ヘルペス
  • 感染症
  • 膣裂傷
  • 子宮がん
  • 卵巣がん
  • 痔核
  • 尿道炎
などが挙げられます。
 
もしセックスのたびに出血と性交痛がある場合は病院を受診しましょう。考えられる病気が多岐に渡りますので何科を受診すべきか迷われるかもしれませんが、まずは産婦人科で内診やがん検査などを受けましょう。病気が見つかった場合は、それぞれ適切な治療を行う必要があります。いずれにしても、病気が原因なのか、病気ではない性交痛なのかを正しく知ることが大切です。
 

病気が原因でない性交痛は、セックスの仕方で改善可能

冒頭の20代女性の場合、前項に挙げたような病気は見つからなかったため、セックスの仕方に問題があると考えました。
 
改善のためにできる対策法として、患者さんに次のようなアドバイスをしました。
  • セックス前の前戯を長めにすること
  • 挿入前に、しっかりと潤うまで優しくデリケートゾーンをなでたり、キスしてもらうこと
  • エストロゲン配合のエッセンスオイルで膣マッサージを行うこと
  • 激しいセックスを控えること
 
その他にも、後背位が痛いなら正常位に変更するなど、お互いの気持ちいい体位を確認しながら行うとコミュニケーションになり、よりよい二人だけのセックスを作り上げることができます。男女の身長差や膣とペニスのサイズが合わない時には、性交痛予防シリコンリングをペニスに入れてからセックスすることも効果的です。
 
これらのセックスに関わる具体的なことは病院で相談しにくいと感じるかもしれませんが、病気が原因ではない性交痛の多くは、これらの工夫で改善することができます。
 

出血を伴う性交痛で不安なら、産婦人科の受診を

特に病気がなく、セックスの仕方に問題がない場合でも、単純にサイズが合わない場合や、いわゆるセカンドバージンの状態で膣が硬くなっている場合、また、出産後や更年期による女性ホルモン減少のため濡れにくくなっている場合や、緊張して体が硬くなり、濡れにくくなっていることから挿入時に膣に裂傷ができてしまった場合などでも、痛みや出血は起こります。

いずれにしても、毎回出血や痛みを伴う場合は不安になるものです。今回解説したような病気が隠れているケースもありますので、不安な症状がある方は、一度産婦人科などを受診して、医師に相談してください。
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