キャッチホンって?
「いつでも連絡が取れるようにしたい」
……そんな人のためにあるサービスが「キャッチホン」です。仕事で携帯電話を使っている人などは、利用している人も多いのではないでしょうか?実は、NTTドコモの場合、月額200円かかるキャッチホンが無料になってしまう裏技があるのです!
キャッチホン契約していませんか?
「キャッチホンはいかがでしょうか?」という店員の勧めに何となく契約し、解約するのが面倒なのでそのままになっている……なんていう人はいませんか? 「自分はしてないよ」と思う人でも、念のため、携帯電話の請求書を確認してみて下さい。携帯電話を初めて買ったときに契約していて、それからずっとついていたなんていうこともよくあるんです。例えば、自分がAさんと通話している最中に、Bさんから電話がかかってきた(着信した)とします。普通ならば、Bさんは「プー、プー、プー」という話中音になってしまい、自分は、Bさんから電話がかかってきたのがわかりません。
「キャッチホン」契約をしておくと、自分はAさんと話しているにもかかわらず、Bさんは「プルルルル…」という通常の呼び出し音がなります。自分はAさんと話しているわけですが「ププ…ププ…」という短い音が割り込んでくるため、着信がきていることがわかるという仕組みです。
相手が発信者番号を通知していれば、画面を見れば電話番号がわかりますし、その番号が自分の携帯電話の電話帳に登録されていれば、相手の名前が表示される(機種により異なります)ので、誰からかかってきたのかも確認できるので、便利なサービスです。
キャッチホン活用出来てる?
キャッチホンの場合、ここでAさんを一時保留にし、Bさんと会話をし、会話が終わったらAさんの保留を解除し再び会話を始めることができます。ですが、携帯電話で相手を保留させることなどそうそうないと思うのです。というのは、一般の固定電話と違い、携帯電話は電話料金が高く、保留している間もバッチリ通話料がかかっているからです。特にAさんからかかってきた電話ならば、保留している間の通話料もAさんに請求させるわけで、保留するのも気が引けます。私の回りの人でキャッチホンを使っている人も、ほとんどは、かかってきてもその場は無視して後でかけ直すか、今話している人の電話を切って、かかってきた電話を受けています。
キャッチホンは確かに便利な機能ですが、「相手を保留させる」という機能はあまり使われていないようです。
キャッチホン≒転送電話!?
ところで「転送電話」というサービスがあるのはご存じでしょうか?これもキャッチホンや留守番電話などと同様に申し込みが必要なサービスですが、なぜか、実際あまり契約している人はいないようです。これはほとんど知られていないのですが、この「転送電話」に申し込んでおくと、「キャッチホン」契約がなくても、キャッチホンと同じように着信があると割り込み音で知らせてくれるのです!もちろん、電話を転送にしておく場合だけでなく、転送せずに普通に使っている場合でもです。
これは、ドコモの間違いか、システムのバグか何かと思ったのですが、そうではありません。「留守番電話」や「転送電話」の契約をしている場合は、通話中に割り込み音(ププ…ププ…)が鳴って別の電話がかかってきたことをお知らせする機能があるのです。
意外と便利な転送電話
ところで、「転送電話」というのはどんなサービスなのか簡単にご説明しましょう。転送電話というのは、自分の携帯にかかってきた電話を、別の電話へ「転送」するサービスです。「そんなサービス要らないよー」と思うかもしれませんが、意外にこれが重宝するのです。例えば、大事な電話を待っていたのに突然バッテリーが切れてしまったことはありませんか? 携帯電話を水の中に落としてしまい使えなくなってしまったなんてことは?
理由はともかく、携帯が利用不能になってしまったときに、連絡が取れなくなるのでは困ります。こんなとき「転送電話」の契約をしておけば、自分の携帯にかかってきた電話を、自分の家の固定電話や、家族・友人などの携帯電話に転送することができるので、いざというときに便利なサービスと言えます。転送先の設定やサービスの開始・停止などは、固定電話からでもできるので、こういう使い方ができるのです。
無料の「転送電話」でキャッチホン代を節約!
こんなに便利な「転送電話」サービスですが、月額利用料がスゴイのです!NTTの固定電話の場合、転送電話(ボイスワープ)は月額500円(事務用は800円)かかるのですが、ドコモの場合、転送電話の月額利用料は「無料」なのです。
これを契約して、キャッチホンを解約すれば、月200円、年2,400円、5年で12,000円も節約できるのです!
保留はできないのでご注意を
ひとつご注意頂きたいのは、転送電話では、キャッチが入ったとき(話中着信したとき)に、今の相手を保留にして、別の相手と話すことができないということです。あくまで、着信を知らせる機能しかないので、今の相手を一度切らないと、着信相手とは通話できません。そのような使い方をしている人はご注意下さい。何となくキャッチホン契約して無駄なお金を払っていないか、あなたも是非一度、請求書をチェックしてみて下さいね!
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