病気治療を続けながら、今の家計管理で大丈夫でしょうか?
皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回の相談者は、看護師として働く45歳の女性。乳がんが見つかり、治療を続けながら働いているとのこと。今後、今の家計収支や金融資産のままで、将来的に資金不足に陥らないか、不安に感じている。ファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんがアドバイスします。※マネープランクリニックに相談したい方はコチラのリンクからご応募ください(相談は無料です)【編集部からのお知らせ】
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今の家計収支や金融資産のままで、将来的に資金不足になりませんか
■相談者
さのづちさん(仮名)
45歳/会社員
兵庫県/賃貸住宅
■家族構成
独身、一人暮らし
■相談内容(原文まま)
乳がんステージ4治療中。収入減、医療費増、そして何年生きられるかわからない状態になりました(乳がんステージ4の5年生存率は35%です)。今の暮らし方でいいでしょうか? 病院勤めの看護師をしています。昨年乳がんステージ4が見つかり1年間休職ののち、半年前から時短勤務で復職しました。体調は現在落ち着いていますが、疲れやすいことと増悪するのが怖いので、6時間勤務で続けたいと思っています。それに伴い収入減少、そして毎月2万5000円の医療費支出が発生します(組合の補填があり、上限2万5000円で済んでいます)。また、今後何年生きられるかわからない、どこでまた病休に入るかわからない状態になりました。5年以内に死亡する分には足りると思うのですが、60歳の定年までに3回ほど1年間の休職をしたとして寿命まで生きる場合、今の暮らし方でいいでしょうか? 年金は年額75万円ほどのようです。両親、兄弟は別に暮らしており、金銭的負担はありません。
■家計収支データ
■家計収支データ補足
(1)ボーナスの使い途
ほぼ全額貯蓄。
(2)加入保険について
本人/共済(病気死亡450万円、入院4500円)=毎月の保険料2000円
(3)趣味娯楽費について
趣味として落語、登山、マラソンの費用。また友人との会食など。
(4)教育費について
看護系の学会、勉強会の参加費用。
■FP深野康彦の3つのアドバイス
アドバイス1 現状の家計管理であれば心配する必要はない
アドバイス2 傷病手当金の受給について確認を
アドバイス3 これ以上節約や収入アップは目指さず、健康第一に
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