胃に優しい食べ物とは? 風邪・食べ過ぎ・飲みすぎ・胃腸炎の後に
体調がすぐれないとき胃に優しい食べ物を
<目次>
胃腸の調子が悪いときの対処法・胃腸に優しい食べ物の条件
風邪や食べ過ぎ・飲みすぎ、胃腸炎など、胃腸の調子が悪くなってしまう原因は様々です。不調の度合いにもよりますが、胃の不快感があり食欲がないときは、無理をして食事をとる必要はありません。まだ本調子ではないものの食欲がある場合は、胃に優しい食べ物から少しずつとるようにしましょう。この場合、胃に優しい食べ物は、一口で言えば「消化に良い食べ物」と考えていただければ大丈夫です。
元気なときなら健康に良さそうな食物繊維を多く含む食品や、スタミナが付きそうな肉類が中心の脂っこい食事などは、消化はよくないため控えましょう。
胃に優しい食材・野菜……米・うどんなどの炭水化物を中心に
米や、うどんなどの麺を含む小麦などの炭水化物がオススメです。野菜の場合は「かぼちゃ」「さつまいも」などを裏ごししたものなどは特に消化によく胃腸に優しい食べ物と言えます。朝食におすすめの胃に優しい献立例・レシピ
■梅干しの入ったお粥、豆腐の味噌汁、卵焼き忙しい朝でも簡単にできる胃に優しい献立としては、このようなセットでいかがでしょう?
梅干しの入ったお粥は、ご飯をたっぷりの湯で煮立てて、種を抜いた梅干しを入れるだけ。練り梅もいいと思います。豆腐の味噌汁は、出汁160㏄に豆腐1/4丁程度を入れて、味噌を大さじ1杯程度溶かすだけ。具が寂しければ、長ネギを小口切りにして少しだけ入れてもいいと思います。卵焼きは、砂糖味でも塩味でもお好みで。
夕食におすすめの胃に優しい献立例・レシピ
■卵粥、カレイの煮つけ、大根の煮つけ卵粥は、ご飯をたっぷりの湯で煮立てて、かつお節を入れます。塩で味を調えて、茶碗1杯分なら卵1個で卵とじにします。
カレイの煮つけは、みりん大3、酒大3、しょうゆ大2、砂糖大1、水150㏄を煮たてて、針しょうが1片分を入れ、しょうがの香りを煮汁に移します。そこへカレイを入れて落しぶたをして煮詰めます。
大根の煮つけは、みりん大3、しょうゆ大3、砂糖大1、ほんだしなどの簡単な出汁のもと小1、水300㏄を入れた鍋を準備し、出汁がひたひたになる程度まで半月切にした大根1/2~1/3本を入れ、20~30分程度煮ます。冷めるまで待って、食べる直前に再加熱して温かくして食べると味が中までしみて美味。体調が良い時は、大根だけでなくにんじんやごぼう、レンコンなどの根野菜と一緒に煮てもおいしいです。