2020年ももう終わり。変化球的な質問として、「お金のプロは、どうやって年末年始を過ごすの?」というお問い合わせをいただきました。
 
「年末年始の過ごし方なんて聞いて、どうするの?」とも思うのですが、興味を持っていただけるのはありがたいことです(信用してもらえている証拠ですからね)。そこで今回は、ちょっと変わり種な内容ではありますが、我が家(中原家)の年末年始の過ごし方を赤裸々にご紹介していきます。
 
年末年始にお金の棚卸をしよう

来年こそは、お金に強い家計に!

 

その1:家族会議で生活費予算と資産配分を決める

驚かれることも多いのですが、我が家ではお金にまつわる家族会議を頻繁に行っています。多いときは月1回、少ないときでも四半期1回は、家族会議を開いてお金について話し合います。
 
「お金のプロなんだから、家族会議なんか開かずに自分で予算と資産配分を決めればいいじゃない!」とツッコまれそうですが、家族の財産にまつわる話し合いなので、そうもいきません。それに、お金にまつわる判断能力は「男性よりも女性のほうが上手いぞ!」というデータ(1)が優勢です。
 
たとえお金のプロとはいえ、それ以前に僕は男です。「堅実さ」という点では、奥さんには敵いません。なので、資産配分を決めるときには、必ず家族会議を開き、奥さんの承認をとると決めています。
 
また、「資産配分を決めるのに家族会議なんて開くの!?」と思われるかもしれませんが、実はこれも、大事な話し合いの1つです。
 
別の研究では、「資産運用によるパフォーマンスの93.6%は、資産配分で決まるぞ!」なんて驚きのデータ(2)も得られています。大事なのは「何を買うか」「いつ買うか」ではなく、「いくら買うか」ということです。
 
小手先のテクニックを弄するよりも、「どれだけのお金でリスクを取り、どれだけのお金を安全に守るか」で工夫した方が上手くいきます。我が家では恒例ですが、とても大事な話し合いなのです。
 

その2:来年の投資先を探す

我が家の家訓には、「お金は受け取って使えばおしまいだけど、お金を稼ぐ力を身につければ一生食っていける!」というものがあります。
 
資産が膨らむにつれ、ついに妻も資産運用に興味を持ちはじめました。そこで勉強の一環として、夫婦で「投資合宿」を開く予定です。僕は株式投資が専門ですので、投資合宿では「年明けからどこの会社の株を買うか?」を探す予定です。
 
さいわい、日本の株式市場には安くて良い会社がたくさんあります。これらの株を買って放ったらかしにしておくだけでも、ゆっくりですが確実にお金を増やせると思います。
 

貯まる家計を目指し、家族会議をしてみよう!

以上が、我が家の年末年始の過ごし方です。かなり地味ですが、お金に強い家庭ほど「お金を使わない」「地道に投資先を探す」「理想の資産配分を決める」「予算を決めて生活する」といったように、基本に忠実です。
 
年末年始は1年を振り返り、計画を練るには良い機会。あなたも我が家と同じように、年末年始に「お金の話し合い」や「お金の合宿」を開いてみてはいかがでしょう?
 

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【参考文献】
 
  1. 論文:Brad M. Barber and Terrance Odean, 2001, "Boys will be boys: Gender, overconfidence, and common stock investment", The Quarterly Journal of Economics, 116(1), pp. 261-292
  2. 論文:Gary P. Brinson, L. Randolph Hood, and Gilbert L. Beebower, 1986, "Determinants of Portfolio Performance", Financial Analysts Journal, 42(4), pp. 39-44

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