【編集部からのお知らせ】
このたび「31歳からの恋愛相談室」がスタートいたしました。
オトナ女子の恋活・婚活にまつわる悩みに、恋愛のプロが、無料でお答えします。
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記事例:「なんで結婚しないの?」に答え続けるのにもう疲れました

31歳からの恋愛相談室:今回の回答者はアルテイシアさん

「31歳からの恋愛相談室」今回の回答者は、アルテイシアさんです

「31歳からの恋愛相談室」今回の回答者は、アルテイシアさんです

オトナ女子の恋活・婚活にまつわる悩みにお答えする、その名も「31歳からの恋愛相談室」。今回の回答者は「アルテイシアさん」が担当します。

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■アルテイシアさんプロフィール
 今回の回答者:アルテイシアさん

 今回の回答者:アルテイシアさん

自分にぴったりな男性と結ばれるための方法を伝授!大人気恋愛作家・コラムニスト

夫であるオタク格闘家との出会いから結婚までを綴った『59番目のプロポーズ』でデビュー。女性が自分らしく、オリジナルな幸せを追求して生きていくための方法や考え方を発信。『恋愛とセックスで幸せになる 官能女子養成講座』『オクテ女子のための恋愛基礎講座』『アルテイシアの夜の女子会』『40歳を過ぎたら生きるのがラクになった』他著作多数。

twitter:@artesia59
 

お悩み:毒親育ちなので、「幸せな結婚」というものが思い描けません

お悩み:毒親育ちなので、「幸せな結婚」というものが思い描けません

お悩み:毒親育ちなので、「幸せな結婚」というものが思い描けません

■MARIEさん(31歳、マーケティング)のお悩み
私の親は、いわゆる「毒親」です。そのせいか「幸せな結婚」というものが、どうしても思い描けないのです。
 
両親は、世間体を気にしてお見合い結婚。すぐに私が産まれて以来、仮面夫婦を続けています。父は忙しさを理由にほぼ家に帰らず、遊んでもらった記憶はほぼなし。母は専業主婦でアルバイトは禁止されていたので、孤独感や閉塞感があったのでしょう。常にイライラして、それを私にぶつけていました。
 
そんな過去があるからこそ、「愛のある家庭を作りたい」「共働きがしたい」という憧れはあります。でも、なんだか夢物語のような気がしてしまいます。自分なんかにまともな家庭が築けるかどうか、不安もあるし、怖いです。
 
それに現代の日本では、共働きで子育てとなると、体力的にものすごくたいへんそう。周りを見渡してみても、共働き・子あり・夫婦仲良し・体力的にも金銭的にも無理せずやっている家族がいないなと思います。
 
アルさんの書籍を拝読して「結婚相手に譲れない条件」を3つあげてみようと思ったものの、自分が将来どうなりたいかわからないからこそ、条件も思い浮かびません。何を目指し、どう行動したらいいのかわからない私に、何かアドバイスいただけますでしょうか。
 

アドバイス1:まずは「幸せな結婚」データの収集から! 

アドバイス1:まずは「幸せな結婚」データの収集から! 

アドバイス1:まずは「幸せな結婚」データの収集から! 

MARIEさんと同じように、「毒親育ちで幸せな結婚のイメージを描けない」という人は多いです。それはごく自然なことですよね。オギャーと生まれた瞬間から毒家庭で育って、ネガティブなイメージをすり込まれるのは当然のこと。
 
ずっとクソまずいラーメンだけ食べてきたら、「ラーメン=まずいもの」と刷り込まれるし、「おいしいラーメンもあるよ」と言われても想像できませんよね?
 
でも実際は、世の中にはいろんなラーメンがある。それは「結婚」や「家庭」も同じです。
 
私は「結婚っていいものですか?」と聞かれるたびに、「誰と結婚するかだよ。結婚は単なる箱で、中身は50年の共同生活だから」と答えてます。結婚という箱は同じでも、中身はみんな違う。
 
「結婚=不幸」というイメージの刷り込みを変えるために、「幸せな結婚」のサンプルを収集するのがおすすめです。
 
ネットや書籍からでもいいので、「実在する幸せな家庭」のデータを増やしていきましょう。すると「こんな家庭を築きたいな」というイメージを描きやすくなるはず。「理想の家庭像」ができてくれば、「理想のパートナー像」「パートナーに求める条件」も見えてくると思いますよ。
 
こはなみみこちゃんと結婚をテーマに対談をしているので、よろしければそちらも参考に。
 
MARIEさんの周りには「幸せな結婚」のサンプルが見当たらないのかもしれません。それにツイッターとか見てると、モラ夫情報が多くて「地獄や」と震えますよね(笑)。それで結婚のマイナスイメージが強化されて、「怖い、不安」ってなるのかもしれない。
 
ただ、日本人って「結婚して幸せ!うちのパートナー最高!」とかあんまり言わないんですよ。ノロケや自慢だと思われたくなくて。欧米人と話してると「うちの妻は素晴らしい特別な女性だ」とか普通に言ってて「リアル・ヴェルタースオリジナル!」と感心します(笑)。
 
一方、日本だと耳に入るのは愚痴や不満ばかりで「結婚は人生の墓場」的なイメージを刷り込まれがち。だから私は中年夫婦のノロケをばんばん書いていこう!と思ってます(笑)。
 

アドバイス2:出会い次第でイメージは変わる!

実際、毒親育ちの読者の方から「アルさんの夫婦コラムを読んで、結婚もいいかも?と思って婚活して、幸せな家庭を築けました」といった報告をよくもらいます。
 
彼女らが言うのは「結婚は本当に相手次第、誰を選ぶかですね」という言葉。また「結婚に不安や恐怖があったけど、彼に出会って『この人とだったら大丈夫!』と思えた」という言葉です。
 
私自身もそうでした。夫に出会って、毒親の呪いや洗脳がとけたんですね。
 
昔から「毒親育ちでメンヘラな自分を変えなきゃ幸せになれない」と思っていたけど、夫は「今まで大変なことがいっぱいあったんだから、不安定になるのは当然だし、別に変わらなくていいんじゃないか」と言ってくれた。
 
そうやって生まれて初めて全肯定されて、安心できる場所ができて、メンが安定しました。それで14年間、幸せな結婚生活を送ってます。
 
MARIEさんもそんな相手と出会ったら、考え方や気持ちも変わると思う。今は結婚にいいイメージを持てなくても、出会い次第で変わっていくはず。そのためにも、出会いを増やすのはおすすめです。
 
そもそも恋愛経験が少なかったりすると、「パートナーに求める条件は?」と聞かれても、イマイチわからないですよね。
 
それこそラーメンを食べたことない人は「どんなラーメンが好き?」「50年食べ続けたいラーメンは?」と聞かれても、よくわからないように。だから私は「100軒のラーメン屋に行こう作戦」を提案してます。いろいろ試食してみたら、自分の「好き・嫌い」「合う・合わない」がわかってくるから。
 
なのでこれもデータ収集のつもりで、いろんな男性に会ってみるのがおすすめです。それで「おせんべいの片割れ」みたいにピッタり合う人に出会ったら「この人とだったら大丈夫!」と前に進めると思いますよ。
 

アドバイス3:「理想の家庭像」に子どもがいるのか、いないのか?

MARIEさんは「愛のある家庭を作りたい」「共働きがしたい」と書いてるけど、「子どもが欲しい」とは書いてない。「共稼ぎで子育てするのは、ものすごく大変そう」とあるけど、そもそも子どもがほしいのか? そこを聞いてみたいです。
 
「結婚して子どもを持たない」という選択肢もありますよね。うちの夫婦も選択的子ナシです。
 
あくまで私の場合ですけど、夫と出会う前は「子どもがほしい」と思ってたんですよ。それは「家族」に「子ども」もセットで含まれる、と無意識に考えていたから。でも夫と出会って「勘違いやった!」と気づいた(笑)。
 
私が欲しかったのは「パートナー」であって、子どもじゃなかった。「自分には子どもがほしいという欲求がない」とハッキリして、夫も子どもを望んでなかったから、共稼ぎ子ナシで仲良くやってます。それが我々2人にとってベストな形でした。
 
一方、こはなみみこちゃんは逆だそうです。以前、私のニコ動に「毒親育ちが子供を持とうとすること」というコラムを寄稿してくれたんですね。

それによると、彼女は「子どもを持つことは絶対にないだろう」と思っていたそうです。でも夫と結婚後に「自然と「子供がほしい」と思うようになりました」「(夫というパートナーを得たことで)自己肯定感とメンタルが安定し、且つ、夫となら協力して子供を育てられると思ったから」と書いてます。
 
MARIEさんも「幸せな結婚」のサンプルを収集しつつ、自分の描く「理想の家庭像」に子どもがいるのかいないのか?を考えてみてください。
 
ちなみに、私の周りは選択的子ナシの夫婦が多いです。理由はいろいろだけど、やっぱり「日本で子どもを産み育てるのがたいへんすぎる」「特に女性に負担がかかりすぎる」というのは大きい。
 
周りの共稼ぎ子持ち夫婦があまりに大変そうだし、余裕がなくて夫婦仲がギスギスする話とか聞いて「無理だわ、やめとこう」という人が多い。
 
だからMARIEさんの気持ちはよーくわかります。ただ、これも実際はいろんな家庭があるんですよね。
 
たとえば知人夫婦は共稼ぎだけど、妻がバリキャリで年収が上で、夫の方がメインで家事育児していて、夫婦仲がすごくいい。2人で話し合って「これが我々にとってベストな形」と決めたそうです。
 
夫婦や家族に「正解」はなくて、自分たちに合った形にカスタマイズすればいい。いろいろな幸せの形があるからこそ、「自分」はどんな結婚生活を送りたいか?を具体的にイメージすることが大切だと思います。
 

アドバイス4:病めるときベース&毒親フレンズとつながる

夫婦の調査によると、妻の夫への愛情が冷める理由の1位は「子育てに協力的じゃないこと」だそうです。周りを見ても、子持ちで仲がいいのは「うちは夫が育児をすごくやってる」という夫婦。そういう家庭の妻は「子どもができて夫をもっと好きになった」と言ってます。
 
そりゃそうですよね。たいへんなときに支えてくれないパートナーなんて、いないほうがマシだし。逆にたいへんなときに寄り添って支えてくれたら「この人と結婚してよかった」と思う。私も子宮全摘手術で入院したとき、心底それを実感しました。
 
なので結婚は「病めるときベース」で考えるのがおすすめです。
 
結婚式とかキラキラな場面じゃなくて、たいへんでしんどい場面……たとえば、牡蠣にあたって下痢嘔吐してるときとか(笑)、毒親と対面しなきゃいけないときとか、病気や事故で入院することになったときとか……そういう場面を想像して「どんな人にそばにいてほしいか?」を考えてみてください。
 
最後に、MARIEさんは「自分なんかにまともな家庭が築けるかどうか、不安もあるし、怖いです」と書いてます。

私も「自分なんか幸せになれるわけがない」という、毒親育ち由来の自信のなさ、生きづらさを抱えてました。 
 
そんな傷ついた心の回復には、安心できる場所で気持ちを吐き出して、理解・共感してもらうことが効果的。ネットの毒親コミュニティや、アダルトチルドレンの自助グループなどで、仲間とつながるのも助けになると思います。そういう場で幸せな家庭を築いてる毒親育ちの人の声を聞けば、励みになるだろうし。
 
私も毒親フレンズがいっぱいできて、毒親由来の生きづらさが消えて、今は生きるのがめっちゃ楽しい中年になりました(笑)。毒親系のコラムもいろいろ書いているので、参考にしてもらえると幸いです!

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