老け見えの原因は、その眉のせい?
「眉は顔の額縁」といわれるほど、印象を大きく左右する重要なパーツ。そして、流行の移り変わりが激しいパーツでもあります。数年前に流行った眉メイクが、今では時代遅れに見えることも。若い頃に覚えた眉メイクをひきずったままだと、どこか古臭い印象が漂い、老けた印象を与えてしまっているかもしれません。そこで今回は、おばさんに見えてしまうNG眉メイクと、簡単にできる改善ポイントをお伝えします。
眉を変えれば印象は激変!
NG眉メイクその1:明るすぎ眉
アラフォー世代が本格的にメイクを始めた頃は、いわゆる茶髪ブームの全盛期。眉毛もアイブロウマスカラで明るく染めるもの、というのが常識でした。しかしその後、髪色のトーンは暗めが主流に。それなのに、眉は明るいまま……という人も多いようです。真っ黒な眉は確かに重たく見えてしまいますが、明るすぎるのはNG。顔の印象がぼやけたり、不健康そうに見えたりして、老け見えにもつながってしまいます。アイブロウのカラーは髪色よりもほんの少し明るめを選びましょう。例えば黒髪の人なら、眉はダークブラウンくらいが正解。必ずテスターなどで試して、髪色や肌色に馴染んでいるかどうかチェックして。
NG眉メイクその2:細すぎ眉
茶髪ブームと同じように懐かしいのが、細眉ブーム。細眉にしたいあまり眉毛を抜き続けて、自眉が細くなってしまった人もいるのでは? そんな細眉はなんとなく古臭さを感じさせてしまう上に、相手にきつい印象を与えてしまいます。最近人気の眉毛といえば、ナチュラルな太眉。太さを出したい場合は、眉の上ではなく眉の下に毛を1本1本描き足していくようにしましょう。眉下に色をのせることで眉と目の間隔が狭まるので、若見え効果も絶大です。
また眉は細くても眉頭は比較的、毛量がある人が多いので、それを生かせば自然な仕上がりに。眉頭の毛をスクリューブラシで根元から立ててふさふさ感を出すと、若々しく健康的に見えます。
NG眉メイクその3:くっきり眉
いくら太眉が流行っているとはいえ、眉の輪郭をしっかり描き過ぎると眉の立体感が失われ、べったりと平面的で不自然に見えたり、強すぎる印象を与えてしまいます。ふんわりとナチュラルに仕上げるのがトレンドです。ペンシルタイプのアイブロウを使っていると、くっきり眉になりがちなので気をつけて。ペンシルアイブロウで眉を描いたら最後に必ずスクリューブラシでぼかすのがポイント。ふんわり感を出したいなら、パウダータイプのアイブロウをブラシでのせたり、チップタイプのアイブロウで眉をなぞるのもおすすめです。
NG眉メイクその4:角度つけすぎ眉
眉頭から眉山までの角度が急だと、まるで眉を吊り上げて怒っているように見え、怖い人と思われがち。また、ともすると昔のギャル風にも見えてしまいます。自眉に角度がある人は、眉頭の上や眉山の下をペンシルやパウダーで描き足し、なだらかになるよう補正しましょう。眉山もあまり強調しすぎないで。表情がぐんと柔らかくなり、好感度もアップするはず。
眉毛を変えると、見た目の印象はガラリと変わります。マンネリ化しがちな眉メイクを見直して、見た目年齢を一気に若返らせましょう!