プロ目線で「生活感」が出やすいトコロと対処法を伝授!
皆さんは誰かのお宅に入らせてもらう際、その人の生活感を感じる瞬間ってありませんか? 一方で、自分の家はどうだろう?と考えてみても、見慣れてしまっているので「生活感」といわれてもピンとこないものです。今回は片づけのプロとしてお客様のお宅に上がることの多いガイドが、「これぞ生活感」と断言するポイントとその対処法をご紹介いたします。
1. 電源系を隠す
タコ足配線や絡まったコードは「暮らし」を象徴します
でも、実際に家で暮らしてみると、家の中って電化製品の山なんですよね。そこで、私がオススメしているのが、これらを雑貨で隠す方法です。
たとえば、スマホの充電器やポケットWi-Fiなど。手を伸ばしやすい腰高の棚に置いてあることが多いのですが、その場所にお花を置いてみることをオススメします。万一倒れたときを想定して、ドライフラワーや造花でもOKです。
お花を使って隠すことで生活感をうまく隠せます
また、ごちゃごちゃとした配線は、大きな鏡や床置きした絵画を使って隠してみてはいかがでしょうか?
ポストカードを額に入れて壁に立てかけるだけの簡単インテリアです
2. 薬を隠す
薬は中身だけをジッパータイプの袋に入れるだけで、こんなにスッキリします
そこで、市販のお薬は外箱から出し、こんなふうに小さめのジッパーケースに入れてみてはいかがでしょうか?
また、飲み薬は水と一緒に服用することが多いので、グラス置き場の横に薬置き場を設置すると動線がスムーズですよ。
3. 郵便物を隠す
毎日家の中には様々な郵便物が入ってきます。手紙やはがき、電気の請求書、ポストインされたデリバリーのチラシなどもありますね。これらを「後で見よう」とテーブルの片隅に山のように積んでいませんか?郵便物はその人の暮らしを連想させてしまうので、できれば隠しておきたいモノ。そのためには
- そもそも要らない郵便物は配達中止を申し出て、配信を停止する
- 家の中に持って入ったらすぐ、必要のないモノはそのままゴミ箱に捨てる
- 1日5分は「書類チェックの時間」と決めて、その日の書類はその日のうちに処理する
部屋の中で知らず知らずのうちに生活感が出てしまう3つのポイント。ご自身のお宅に当てはまるものがありましたら、ぜひ、対応してみてくださいね。