ビックカメラグループオリジナル amadana「TAG label」のモバイルラジオ。左下のタグが新鮮
災害などで停電した非常時には、充電器はもちろんインターネットも使いづらくなります。そんなときのためにも備えておきたいもののひとつが乾電池式のラジオです。
非常時用でもできるだけ高性能なものが望ましいですし、普段用でもインテリア映えするカタチのものがベストですよね。
私がイチオシする小型ラジオはビックカメラとamanada(アマナダ:家電を中心に優れたプロダクトを発表しているデザイン集団)がコラボレーションしたもの。
ワイドFM対応で高感度なデジタルチューナーを搭載。コストパフォーマンスも高い、操作性にも配慮されたモバイルラジオです。
プチプライスながら高性能。コンパクトで使いやすい
チューニングがぴったり合うと赤い同調ランプが点灯する
このモバイルラジオは常にデジタルで受信するので安定していて、移動しているときもチューニングがずれにくい設計です。
大きさは、縦9.2センチ、横5.5センチ、厚さは2.1センチ、重さは乾電池を入れない状態で約63グラム(アルカリ電池2本入れたときは約87グラム。※筆者計測)と、とてもコンパクト。
シャツの胸ポケットにすっぽり入ります。
厚さは約2センチ。やさしいエッジの持ちやすいカタチ
手のひらにスッポリ収まる。アンテナのレトロ感も◎
電源、AM/FM切り替え、チューニング、音量などのスイッチやノブは、右側側面に集中して配置されているので操作性もバツグン。とても軽いので片手で操作が可能なんです。
アルカリ電池でAMの受信なら連続で約24時間、1日4時間の使用で約6日間働いてくれます。非常食や懐中電灯などと一緒に持ち出し袋に入れておきたいラジオです。
デザイン好きが一目置くamadanaがプロデュース
非常用に電池とともにストックしている色違いのホワイト
このラジオは同価格帯の他社のコンパクトラジオと比較しても群を抜いて質の高い製品に仕上がっています。クセのないシンプルなデザインなので、いろいろなスタイルのインテリア空間に合います。
デザインユニットamadanaは、10年ほど前に木製パネル仕上げの限定生産ガラケーを発売するなど、デザイン家電が大きな話題になりました。近年も冷蔵庫、オーブントースター、ウォーターサーバー、オーディオ機器など優れたプロダクトを精力的に発表しています。インテリアやデザイン好きの人々を中心に人気があるブランドです。
日本のインテリア家電を一気にかっこよくしたamadanaがプロデュースした、ビックカメラPB「TAG label」のモバイルラジオ。まさかのときの備えにも、普段のリスニングにもイチオシです。
DATA
TAGlabel by amadana(タグレーベル バイ アマダナ)ビックカメラグループ オリジナルモデル|AM/FM モバイルラジオ AM/FM mobile radio AT-OMR001
受信バンド:AM/FM(ワイドFM対応)
受信周波数:AM(530~1605KHz)、FM(76~108MHz)
電源:DC3V、単四乾電池×2本(別売り)
電池持続時間:スピーカー使用時(AM受信約24時間、FM受信約19時間)、イヤホン使用時(AM受信約24時間、FM受信約23時間)※音量中程度、アルカリ電池使用で
外形寸法:w55×H92×D21ミリ(突起物含まず)
重量:約63グラム(乾電池含まず)
出力タイプ:スピーカー内蔵/イヤホン
付属品:イヤホン(片耳モノラル)/取扱説明書