10月オススメ優待銘柄その1「サトウ食品工業<2923>」
【業務内容】包装餅の最大手です。【単元株数】100株
【最低購入金額】37万円(2019年8月30日時点)
【権利確定月】10月末日
【配当利回り】0.38%(2017年8月10日時点)
【優待内容】自社製品の詰め合わせ
・100株以上1000株未満…… 1000円相当の製品詰め合わせ
・1000株以上3000株未満…… 3000円相当の製品詰め合わせ
・3000株以上5000株未満…… 5000円相当の製品詰め合わせ
・5000株以上…… 7000円相当の製品詰め合わせ
同社の株主優待は同社の製品の詰め合わせです。同社は餅やお米などを販売しています。お米も餅も保存性が高く、若い方から高齢者の方まで幅広い層に人気がある優待内容です。利便性が高く優待内容が魅力的であることから、権利確定日直前は個人投資家の人気銘柄として買いが入りやすい傾向にあるといえるでしょう。一方、直前にあわてて同社株を購入し、高値掴みをしてしまうことのないように注意が必要でしょう。
では、同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を8月末に購入し、10月権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をすると、株主優待は取れませんが売買益のパフォーマンスの大きさを確認することができます。
■検証結果■
勝率: 83.33 %
勝ち数: 15 回
負け数: 3 回
引き分け数: 0 回
合計損益(率): 136.50 % 平均損益(率): 7.58 %
合計利益(率): 151.17 % 平均利益(率): 10.08 %
合計損失(率): -14.67 % 平均損失(率): -4.89 %
プロフィット・ファクター(合計利益÷合計損失): 10.304
平均保持日数: 48.11 日
検証結果を見てみると、勝率は83.33%、平均損益は7.58%です。勝率が高く平均損益もプラスとなっていることから、株価の値上がりが期待できる銘柄といえるでしょう。権利確定日の前に、早めに優待銘柄に注目することで、高値掴みして損失を被ってしまうリスクを抑えられるでしょう。
10月オススメ優待銘柄その2「東和フードサービス<3329>」
【業務内容】「椿屋珈琲店」「ダッキーダック」などの外食店舗の展開【単元株数】100株
【最低購入金額】16万3800円(2019年8月30日時点)
【権利確定月】10月末日、4月末日
【優待内容】同社店舗で利用できる食事券(1枚500円相当)
【100株以上】5枚(中間2枚、期末3枚)
【200株以上】7枚(中間3枚、期末4枚)
【400株以上】14枚(中間・期末7枚ずつ)
【800株以上】28枚(中間・期末14枚ずつ)
【2400株以上】48枚(中間・期末24枚ずつ)
【4000株以上】72枚(中間・期末36枚ずつ)
※希望の株主には優待食事券に代えて自社製品の詰め合わせを贈呈
同社の株主優待は、保有株数に応じて同社店舗で利用できる食事券です。同社は、首都圏を中心に、「椿屋珈琲店」「ダッキーダック」といった外食店舗の展開をしています。首都圏にお住まいの方は、同社の株主優待を活用してみてはいかがでしょうか。
近くに同社店舗が見当たらない場合は、食事券を製品詰め合わせと交換し、利用することも可能です。融通の利いた優待内容であることから、優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすいと期待できます。
では、同社株を、今のうちに購入した場合どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を、8月末に購入し、10月権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに、売買をすると、株主優待は取れませんが売買益のパフォーマンスの大きさを確認することができます。
■検証結果■
勝率: 80.00 %
勝ち数: 12 回
負け数: 3 回
引き分け数: 0 回
合計損益(率): 87.77 % 平均損益(率): 5.85 %
合計利益(率): 104.49 % 平均利益(率): 8.71 %
合計損失(率): -16.72 % 平均損失(率): -5.57 %
プロフィット・ファクター(合計利益÷合計損失): 6.250
平均保持日数: 47.47 日
検証結果を見てみると、勝率は80.00%、平均損益は5.85%です。勝率が高く、平均損益もプラスとなっていることから、株価の値上がりが期待できる銘柄といえるでしょう。権利確定日の前に、早めに優待銘柄に注目することで、高値掴みして、損失を被るリスクが低くなります。
注目度の高い人気の優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価は上昇していく傾向があります。権利確定日直前にあわてて購入し、高値掴みで不用意な損失を被ることのないように気を付けましょう。10月は、1年の中でも優待権利が確定する銘柄が少ない月(※)です。
※出典:SBI証券「株主優待検索」ページより
数が少ない分、優待狙いの買いが集まりやすく、今回ご紹介したような人気優待銘柄ほど、株価が上昇しやすい傾向があります。早いうちに、好優待銘柄に先回りすることで、お得に優待銘柄を獲得することができるでしょう。
今回の検証は、あくまでも過去の株価データを用いた検証であり、未来の結果を表してはいません。しかし、株の売買を行う際に、今回のように簡単な検証を行うことで、これから行おうとしている投資が、どの程度リターンを期待できどの程度リスクがあるのか事前に把握することができます。検証を行ってから投資すればきっと安心感が違うことでしょう。みなさんも投資する際には一度検証してくださいね。
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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします)
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