子どもたちが小学校に入れば少しは貯められるとは思っているのですが……
皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回の相談者は、毎月貯金ができず、このままでは教育費が貯められないのではないかと心配する43歳のパートの女性。ファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんがアドバイスします。※マネープランクリニックに相談したい方はコチラのリンクからご応募ください(相談は無料です)★マネープランクリニック編集部では貯蓄達人からのメッセージを募集中です★
子ども2人の教育費を貯められるか心配です
■相談者
柚子さん(仮名)
女性/パート・アルバイト/43歳
関東/持ち家(一戸建て)
■家族構成
夫(会社員・31歳 )、子ども2人(6歳・4歳)
■相談内容(原文まま)
子どもたちの教育費が貯められるか心配。毎月貯金ができず、このままでは教育費が貯められないのではないかと心配です。子どもたちが小学校に入れば少しは貯められると思っているのですが、家庭の貯金もないため、どのくらいの割合で貯めるのがいいのか悩んでいます。
■家計収支データ
■家計収支データ補足
(1)住宅コスト7万6000円について
住宅ローンは6万1500円。残りは固定資産税の支払い(月割り)。
借り入れ時 2016年
物件価格 1980万円
頭金 0円
ローン残高 1850万円
借り入れ期間 35年
金利 固定 1.44%
毎月の返済額 6万1500円(諸経費ローン分も含む)
ボーナスの返済額 0円
固定資産税 年額 12万8000円
(2)収入と支出の差額について
現在は車検用に毎月1万円を別途貯めている。私の給料が前後しやすく、7万円の時もある。残りは子どもたちの衣服費、レジャーなどに使ってしまいなくなってしまう。児童手当はようやく次回から貯められそうな感じ。
(3)ボーナス40万円の使い道について
ボーナスは年40万円ほど。帰省費用7万円、家電購入10万円、主人小遣い4万円、特別費用のためにプール、残りは貯金。
(4) 支出の内訳
車両費 1万2000円
ガソリン2000円、 ローン1万円
※車のローンは残高34万円銀行で借り換えて金利2.4%、残高34万円。毎月1万円の返済なので、残り34カ月
教育費 7万3000円
私立幼稚園2人分
雑費 1万円
日用品費5000円、残りは医療費などの予備費
(5)加入している保険
♢夫
・定期死亡保険=月額保険料:2866円
・就業不能保険=月額保険料:2292円
・医療保険=保険料 2143円
・がん保険=保険料 880円
(6)子どもの進路についての希望
高校まで公立、 大学や専門学校の費用は負担してあげたい。
(7)貯金が減ってしまった理由
主人の転職、引越し費用、住宅の購入。
(9)児童手当の使い道について
今までの手当は上記の費用や、家電購入(ひとり暮らし用の家電だったため)などでなくなりました。次回から貯められる予定。
■FP深野康彦の3つのアドバイス
アドバイス1 今は貯められない時期で仕方ないが、来年からは先取りでしっかり貯蓄を
アドバイス2 順調に行けば、第1子が大学卒業時に1000万円残り、そこからラストスパート
アドバイス3 ご主人の保険見直しは貯蓄次第。本人は医療保険に加入を
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