●ホームページを軽くしたい!
HTMLソースを見直して、HTMLファイルを物理的に軽くしてみましょう。
特に、ホームページ作成ソフトを用いて作っている場合、ソース中には無駄がたくさんある可能性があります。
また、テキストエディタで記述している場合でも、うっかり作ってしまう無駄な部分があるかも知れません。
ぜひチェックして、しっかり無駄を省いてみましょう。
CONTENTS |
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POINT1: 意味のないタグを省く POINT2: できるだけまとめる POINT3: 字下げにはタブを POINT4: コメントアウトの存在を忘れずに POINT5: 表には table-layout:fixed を使う POINT6: 共通のスタイルは別ファイル化を POINT7: 文法的に省略可なものは省略 POINT8: スタイルシートでの記述を検討 |
POINT1◆意味のないタグを省く
これは、ホームページ作成ソフトを使って生成しているソースに良くあるパターンです。
■段落の中身が改行だけ… <P> <BR> </P> ※<BR>を囲んでいるタグは不要ですね。何行空けたいのかハッキリさせて、必要な分の<BR>タグを入れましょう。 ■何色?…
<FONT COLOR="blue"><FONT COLOR="red">赤色</FONT> </FONT> ※外側に青色の指定がありますが、その色で表示される文字がありません。外側の<FONT>タグは不要ですね。 ■中身が空っぽ…
<H3></H3>※当然、不要ですね。まるごと削除しましょう。 |
POINT2◆できるだけまとめる
ホームページ作成ソフトでも起こりますし、テキストエディタを使っている場合でも、いろいろ編集しているうちに、このような無駄が起こる場合があります。
■1つにまとめられます… <FONT COLOR="green"> <FONT SIZE="-1">小さい緑色</FONT> </FONT> ※色指定とサイズ指定は同じ<FONT>タグですから、1つの<FONT>タグにまとめられます。次のように修正しましょう。 <FONT COLOR="green" SIZE="-1">小さい緑色</FONT> ■たくさんあるならスタイルシートを検討しましょう
<FONT SIZE="-1" COLOR="green">小さい緑色</FONT>※このような装飾がたくさん存在するなら、スタイルシートでの実現を検討しましょう。事前に、<HEAD>部で SPAN.sg { font:smaller; color:green; } と記述しておけば、実際に装飾したい各所では、 <SPAN CLASS="sg">小さい緑色</SPAN> と記述するだけで良くなります。 |
POINT3◆字下げにはタブを
テキストエディタなどでHTMLを編集する場合、構造に応じて「字下げ」して記述すると、ソースが見やすくなります。 しかし、複雑な構造であればあるほど、字下げに使用するスペースの量が多くなってしまいます。
■字下げ記述の例 <TABLE BORDER="1"> <TR> <TD BGCOLOR="#ffffcc"> 表組みの1セルの中身です。 </TD> </TR> <TR> <TD BGCOLOR="#ffffcc"> 表組みの1セルの中身です。 </TD> </TR> </TABLE> |
テキストエディタには、タブのスペースを調節できる機能を持ったものがありますから、そういったエディタを使用して、 タブのスペースを見やすい空白量に調節すると良いでしょう。
POINT4◆コメントアウトの存在を忘れずに
特定の部分を一時的に無効(非表示)にする方法として、「コメントアウト」という方法があります。
便利な方法なのでよく使われますが...