デザインのディレクションは佐藤可士和氏。大人が持っても違和感がない |
NTTドコモは、子ども向けの携帯電話「キッズケータイ」の第2弾を発売した。2年前に発売開始され、すでに約48万台が売れている人気機種。「全国の小学生人口を販売台数で割ると、普及率は7%になる」(NTTドコモ)という。
キッズケータイは子ども向けに安心・安全機能が大幅に強化されたモデルだ。
新しいキッズケータイ「F801i」は開発を富士通が担当し、防水機能が備わった。
端末のデザインは、アートディレクターの佐藤 可士和氏がディレクションを担当。子ども向けの端末だが、大人が持っても全く違和感のないデザインに仕上がっている。
キッズケータイの最大の特徴は「防犯ブザー」だ。
本体背面にあるスイッチをひくと、約100dbの大音量ブザー音が鳴り響いて周りに危険を知らせてくれる。実際に、ブザー音を聞いてみたが、かなりうるさくて不快だ。
また、音だけでなく、スピーカー周りに高輝度LED「ひかりリング」が内蔵されており、周りに光って危険を知らせてくれる。暗い道でも自分の居場所をちゃんと伝えることができるのだ。
NTTドコモが提供する「イマドコサーチ」というサービスに契約していると、防犯ブザーと連携し、キッズケータイがある場所をGPSで計測して、事前に登録した緊急連絡先に通知することが可能だ。万が一、子どもが危険な状態にあっても、すぐに居場所を知ることができる。
実際に試してみたが、数十秒で相手のケータイに通知(メールではなくメッセージR)が届くようになっていた。