家事

父の日に思いやりを伝えられる、オーガニック日本酒

父の日には、お酒好きのお父さんに日本酒をプレゼントして、一緒に晩酌なんてできたら最高ですよね。「お酒は好きだけれど健康も気になるお父さんに」と、エコグッズガイドの曽我さんがおすすめしてくれたのは、オーガニックの日本酒でした。

曽我 美穂

執筆者:曽我 美穂

エコグッズ・家事ガイド

 
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ストーリーのある、ていねいに造られた有機の日本酒


「お酒」は父の日の定番の贈り物の1つですが、皆さんは、どのような基準で選んでいますか? お酒の種類から始まり、味、原産地、こだわりポイントなど、調べれば調べるほど、何を選べばよいか迷ってしまう方も多いかと思います。
 
そこで提案です。今年は、選ぶ基準に「思いやり」を加え、お父さんの身体への気遣いも表現できるオーガニック日本酒を贈ってみませんか? オーガニック日本酒はいくつかあるのですが、今回おすすめしたいのは月の井酒造(茨城県大洗)醸造の「有機米純米吟醸酒 和の月」です。
 
オーガニック日本酒は有機米から醸造されていますが、有機米は農薬や化学肥料、そして遺伝子組み換え技術を使わずに栽培されています。人体に有害な物質が使われていないので、健康を気遣いたいお父さんに、父の日のプレゼントとして最適。

しかも、有機米を作っている、農薬や化学肥料を使わない田んぼでは微生物や動植物の活動が活発化し、環境にも配慮されています。

 
 
 

 身体にも地球にも優しいお酒

 
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注文書には、こんな手書きのメモが。ここからも酒造りへの想いが感じられる


1987年から有機農業に取り組んできた山崎正志さんが栽培した有機JAS認定の酒米「美山錦」、それが和の月の原料です。大事なお米を蔵元の杜氏たちが昔ながらの醸造法(手作り)で、洗米から仕上げまでじっくり、ていねいに仕上げました。
 

誕生のきっかけは、蔵元一家のストーリー

 
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ラベルは先代が死の80時間前に書き残した文字


代表取締役の坂本敬子さんは、2004年に先代の夫を癌で亡くしています。共に病と闘う中での気づきから、夫婦は「安心・安全な酒を作ろう」という約束を交わし、先代の死の直前に「和の月」を完成させました。(このストーリーは『さいごの約束』(文芸春秋)という本になっています。)
 

すっきりとしたキレと、やさしさが同居

 
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口に含むたびにうまみが広がる、オーガニック日本酒


月の井酒造は150年以上大洗で酒造りをおこなってきた、歴史ある蔵元。有機だからといって味に一切妥協はしていません。「和の月」は、口に含むと冴えたキレの後にやさしい甘みを感じます。甘すぎず辛すぎず、絶妙な味わいです。

 

DATA
月の井酒造|【オーガニック日本酒】有機米純米吟醸酒 和の月60 火入れ (720ml) 
醸造方法:純米吟醸
容器・容量: 720ml壜詰
アルコール度数:15.8
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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