ほかの機能やサービスも充実
おサイフケータイにも対応する。予め電子マネー「Edy」アプリと、ケータイクレジット「QUICPayアプリ」がインストールされている。3月18日から開始した、関東圏の私鉄やバスに乗車できるPASMOも、JR東日本の「モバイルSuica」アプリをインストールすることで利用可能だ。
カメラはオートフォーカス対応の3.2メガピクセルを搭載。カメラ機能は、ワンセグなどとは違い、横画面にしても、メニューがきっちりと横表示になるので、使いやすい。
ほかにも、Yahoo!のメールやメッセンジャーなどが使える統合アプリ「Yahoo! mocoa」や、3D空間の街をキャラクターとして歩いて楽しめる「S! タウン」、トランシーバー感覚で話せる「サークルトーク」、友人の気持ちや状況を確認できる「ホットステータス」など、ソフトバンクモバイルが提供する独自サービスへの対応度はかなり高い。
911Tは、ソフトバンクユーザーだけでなく、他社ユーザーでも、MNPを使ってソフトバンクに乗り換えてもいいくらい、機能が満載だ。しかも、高機能でありながら、スライドで17.9mmという薄型を達成しているのも評価に値する。
機能やサービスを徹底的に使いこなしたいという欲張りなユーザーには、間違いなく「買い」と言えるだろう。
ただし、スライドとワンセグやフルブラウザなどの連携での使い勝手においては、改善の余地がある点が気になった。
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