これまで僕は、「誠実な人は金持ちになりやすい」「お人好しは貧乏になりやすい」といった話をしてきました。
 
これらの記事では、BIG5テストと呼ばれる心理テストを基に、お金持ちになりやすい人や貧乏になりやすい人の性格をまとめた研究(1)(2)を紹介しました。
 
2つの記事の内容を総括すると、「誠実でワガママな人はお金持ちになりやすい!」「不誠実でお人好しな人は貧乏になりやすい!」というのが結論です。
 
とはいえ、「誠実でワガママな人」や「不誠実でお人好しな人」を見分けるには、どうすればよいのでしょうか。そこで今回、金持ち予備軍を見分けるのに手軽な心理テストをご紹介しましょう。
金持ち予備軍心理テスト

あなたは金持ち予備軍!? 簡単な質問4つに答えるだけで判定できます。

 

金持ち予備軍を見分ける4つの質問

金持ち予備軍かを見分けるために、以下の4つの質問に5段階で回答してください。1分あればできます。考え込まず、直感で回答しましょう。
 
  • 1:全く当てはまらない
  • 2:やや当てはまらない
  • 3:どちらともいえない
  • 4:やや当てはまる
  • 5:完全に当てはまる
■質問1:わたしは物事をきっちりこなし、手際よく、適切に行おうとする。
■質問2:わたしはすぐ思ったことを口にし、冷淡で、ほぼ他人に同情しない。
■質問3:わたしは考えなしに行動し、大雑把で、〆切直前まで先延ばしにする。
■質問4:わたしは思いやりがあり、思いやりを行動に移し、他人を差別しない。
 
この4つの質問に答えてみてください。これはロンドン大学の心理学者が開発した「ショートBIG5」という心理テストの抜粋です(3)。本来は質問が10個あるのですが、金持ち予備軍を見分けるには、上記4つの質問の答えだけで十分です。
 

答え合わせ! 金持ち予備軍を判定

4つの質問に回答できましたか? 回答できたらそれぞれを紙に書き出し、以下の方法で計算しましょう。
 
「質問1の答え」+「質問2の答え」−「質問3の答え」−「質問4の答え」
※選んだ答え(1~5)を点数として計算式に入れる。

計算をすると、答えは「−8」から「+8」までの範囲に収まります。このとき、計算結果がプラスに大きくなるほどお金持ちになりやすく計算結果がマイナスに大きくなるほど貧乏になりやすいです。
 
この心理テストでは、質問1と質問3で「誠実性」を調べています。そして、質問2と質問4で「協調性」を調べています。
 
道徳的・倫理的な良し悪しはさておき、お金持ちの共通点は「誠実性が高く協調性が低い」人です。そこで、「誠実でワガママ」な人が高得点を取れるような心理テストに仕上げました。
 

まとめ

本記事では、4つの質問で「金持ち予備軍」を見分ける心理テストを紹介しました。自分について調べるもよし、パートナーに質問してみるもよし、飲み会のネタにするのもよいでしょう。この心理テストが、自分の性格を振り返るきっかけになれば嬉しく思います。
 
 
【参考文献】
  1. 論文:Lex Borghans, Bart H. H. Golsteyn, James J. Heckman, and John Eric Humphries, 2016, “What grades and achievement tests measure”, 113(47), pp. 13354-13359
  2. 論文:Timothy A. Judge, Beth A. Livingston, and Charlice Hurst, 2011, "Do Nice Guys-and Gals-Really Finish Last? The Joint Effects of Sex and Agreeableness on Income", Journal of Personality and Social Psychology, 102(2), pp. 390-407
  3. 論文:Tomas Chamorro-Premuzic, Stian Reimers, Anne Hsu, and Gorkan Ahmetoglu, 2011, "Who art thou? Personality predictors of artistic preferences in a large UK sample: The importance of openness", British Journal of Psychology, 100(3), pp. 501-516
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