日頃の感謝の気持ちを込めて、「母の日」にはとっておきのギフトを用意したい、そう思って私が選んだのは、1本のルージュでした。当時64歳の母にルージュを贈ったのには、「いつまでもきれいでいて欲しい」「いくつになっても女性であることを楽しんで欲しい」そんな願いを込めて贈りました。
私が選んだルージュは、「カネボウ モイスチャールージュ」の07 クラシカルレッド。普段贅沢をしない母に特別感のあるもので、派手すぎず、地味すぎず、年齢にまつわる悩みに寄り添えるものと選びました。
60代からの母親世代にルージュを選ぶポイントとは?
母親世代にルージュを贈るとき、パールやラメを含んだものは避けるのが無難です。なぜなら、派手に見えたり、唇の縦じわが目立ってしまう恐れがあるから。なおかつ、肌なじみがよく、上品な仕上がりになるものを選ぶのがポイントになります。外資系ブランドよりも、国産ブランドの方がそういった商品を見つけやすい傾向にあります。また、母親世代が利用しているブランドなら、販売員の方がその世代の特徴やニーズを掴んでいて、よりよい商品を選ぶためのアドバイスをしてくれます。実際に私も販売員の方に相談しながら商品を選びました。唇は乾燥しやすいか、唇に血色はあるのか、普段どんなメイクやファッションをしているか、肌の色は黄みが強いか青みが強いかなど、贈る人の特徴を伝えると、具体的なアドバイスがもらいやすいです。
落ち着いたレッド系の艶ルージュが母親世代におすすめなワケ
私が販売員の方に相談しながら選んだ「カネボウ モイスチャールージュ」は、艶やかな質感です。母親世代には、唇の縦じわが目立ってしまうマットなルージュはNG。逆に艶やかなものを纏うと、生き生きとした印象に見え、唇だけでなく、肌にも潤った印象を与えてくれます。
「07 クラシカルレッド」は、落ち着いたトーンのレッド系。年齢を重ねて血色が足りない唇に自然な血色を与えて、顔色をパッと明るく見せてくれます。かといって、肌なじみがいいので決して派手すぎるということもありません。ほどよく華やぐカラーです。
ラッピングの包みを開けてこのルージュを手に取ったときの母の笑顔を、今も私は鮮明に覚えています。花が咲くようなパッと明るい笑顔で、「デパートで売っている高いもの! 嬉しい」と喜んでくれました。
保湿力が高いので、唇が乾燥しやすく、ツヤ感をプラスする必要がある母親世代へのギフトにイチオシです!
DATA
カネボウ|モイスチャールージュ(07 クラシカルレッド)
カラー:全13色