ちょっとした裁縫は、入学シーズンである春はもちろん、年中いつでも必要になります。そもそも裁縫があまり得意じゃない人や面倒くさがりな人でも、自分で簡単に裁縫ができるアイテムがあったら……とても便利ですよね。
そこでイチオシなのが、針不要、アイロンだけで簡単に裁縫ができる「裁ほう上手」。
今までプロに出していた、服のちょっとした補修が自分でできるので節約にもなります。
アイロンだけでできる布用ボンド「裁ほう上手」
お子さんの入学・進学準備として上履き入れや巾着を手作りしなくてはならなかったり、ズボンの裾上げなど、ちょっとした裁縫が必要になる場面はたくさんあります。しかし、針や糸を出すのが面倒な人や、そもそも針仕事が苦手という人も多いはず。今回は針も糸も不要、アイロンだけでできる私のイチオシ、布用ボンド「裁ほう上手」のご紹介です。
強度があるからバッグも作れる!
布用ボンドである「裁ほう上手」は接着したい布に付属のヘラで塗りつけ、布同士を貼り合わせて使います。「裁ほう上手」を塗った箇所を貼り合わせ、当て布をし、140~160度のアイロン(ドライ)で圧着するだけでくっつくので、針も糸も不要で裁縫ができて大変便利です。
ズボンの裾上げはもちろんのこと、バッグを作ることも可能。針仕事が苦手な人でも洋服のお直しができるというだけでなく、洋裁をいちから、しかも短時間でできてしまいます。どのくらい早く仕上がるかと言うと、私は以前に「裁ほう上手」を使って、テレビの生放送中にトートバッグを作りあげたこともあるほど。
「裁ほう上手」のホームページには、レッスンバッグやトートバッグ、ポーチ、ブックカバーなどレシピ集が掲載されているので、初めての人は布のサイズや作り方を参考にすることもできます。
そして気になる強度ですが、商品パッケージに書かれているもので、トートバッグの持ち手ののりしろを2cm×2cmにして、表裏合わせて4箇所接着して作ったもので2kgの耐荷重となっています。2kgだとお子様のバッグや大人でも普段使いのバッグには十分耐えられる重さです。
難しいかけはぎも自分で簡単に
長年履いてきたジーンズが破けてくるというのはよくあることで、そのままにしておくと破れが広がってしまいます。
プロのかけはぎに出せばきれいに縫い合わせてくれますが、普段履きのジーンズでそこまでお金をかけるのは……という人もいるのではないでしょうか。
私は、「裁ほう上手」を使って自分で補修してしまいます。用意するのは「裁ほう上手」と、破れている範囲よりもひと回り大きな端切れ。端切れの全面に裁ほう上手を塗り、ジーンズの裏からアイロンをするだけです。プロのかけはぎに比べると見栄えは劣りますが、自分で簡単にできて、破れが広がることもありません。
暮らしのなかで意外と多い、針と糸を使うシーン。「裁縫は苦手」という方には是非お試しいただきたいイチオシの「裁ほう上手」です。
DATA
コニシ株式会社|ボンド 裁ほう上手
ラインナップ:17g、45g、120g、スティックタイプ