食費の節約は、家計を切り盛りする人にとって永遠のテーマです。とりわけ共働き家庭にとっては、外食費がかさんでしまうことが悩みのタネだと思います。まずは、外食費の平均額を確認してみましょう。
出典:総務省家計調査

出典:総務省家計調査


2017年の総務省の家計調査によると、外食費の1ヶ月あたりの平均額は、総世帯(二人以上世帯や単身世帯などすべてを含めた世帯)は1万512円、二人以上の勤労者世帯は1万3000円、単身の勤労者世帯は1万1833円となっています。

これらの数字を見て、「あれ?意外に少ないのでは?」と思った方もいるのではないでしょうか?

確かに共働き家庭の場合は、これらの平均額より高い事例も多々見受けられます。共働き家庭は忙しいがゆえに外食に頼ってしまいがちですが、家計のためにはなるべく外食費を抑えたいもの。

そこで今回は、費用を抑えて、外食に負けず劣らずの美味しい料理を作るワザや、ワンランク上の食材を調達できる方法をご紹介したいと思います。
   
外食費を節約ポイント

これなら私でもできる!



 

安くて固いお肉でも柔らかくできる調理法

焼き肉やステーキは、子どもだけではなく大人も大好きな外食先の1つですよね。ただしこれらのお店は、それなりの出費を要してしまうもの。そこで提案したいのは、スーパーなどで安いお肉を買ってきて、家で美味しく調理する方法です。とはいえ、美味しいお肉はそれなりに値が張ってしまうのが一般的です。なので、あえて安くてかたいお肉を買ってきて、柔らかくするコツをご紹介したいと思います。

かたいお肉は、タンパク質分解酵素の力を利用すると柔らかくなることはご存じでしょうか。タンパク質分解酵素は、キウイフルーツやパイナップルなどに含まれていることは知られていますが、この酵素の働きによって、タンパク質が分解されお肉を柔らかくすることができると言われています(※)。

タンパク質分解酵素の働きを高めるために、調理の際は、生の状態のキウイフルーツやパイナップルを使うようにしましょう。これらをスライスしたり、細かく刻んだりして、それをお肉と和えて30分程度置いておくことで、お肉が柔らかくなります。こうしたタンパク質を分解してくれる成分はそのほかにも、麹(こうじ)やヨーグルトなどにも含まれています。どれも安く手に入るものばかりです。

牛肉のスネ肉など、かたくて安いお肉を買ってきて、この方法でぜひ試してみてください。

※参考:農林水産省HP
http://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1612/01.html
 

ふるさと納税でお得に食材を調達

また食費を抑えるために、話題のふるさと納税を活用して、良質な食材を安く仕入れるという方法もあります。

まずはふるさと納税について簡単におさらいしておきましょう。ふるさと納税とは、自分が選んだ自治体に寄付することで、寄付額のうち2000円を超える額について、所得税と住民税から全額が控除されるお得な制度です。

ふるさと納税をする際は、「ふるさとチョイス」「さとふる」「楽天ふるさと納税」といった、ふるさと納税サイトを通じて行うことができます。利用者はこれらのサイトで納税すると、納税先の自治体は、そのお礼として地域の特産品などを納税者に送ってくれるというものです。

実質2000円の負担で、全国各地の特産品が手に入るわけですから、食費の節約の観点からしても、非常に魅力的な制度と言えます。

ただし、ふるさと納税のメリットを享受するには、ふるさと納税の額を、一定の上限額の範囲内におさめる必要があります。一定の限度額は、総所得金額や家族構成、他の控除等の状況などで決められています。自分の限度額がいくらなのかを知りたい場合は、「総務省ふるさと納税ポータルサイト」にある「寄付金控除額の計算シミュレーション」を使って確認してみましょう。

参考:総務省ふるさと納税ポータルサイト
 

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缶詰と言えば、ツナ缶やコーン缶など安くて使い勝手のいい食材、または非常食というイメージはありませんか? 実は今はいろいろな缶詰があります。試しにアマゾンや楽天市場などのポータルサイトを使って、「高級缶詰」と入力して検索してみてください。高級缶詰の代表格とも言えるカニ缶はもちろんのこと、ブランド牛の缶詰や、「極上」と銘打ったサバ缶やアワビなど、多種多様な商品が出てきます。ワンランク上の食材ではありますが、缶詰ということもあり、手頃な値段で購入可能です。

こういった食材を使って、普段とは一味違ったメニューを作るのも、なかなか興味深いのではないでしょうか。
 
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