家計簿・家計管理/家計管理の注意点、落とし穴

リストラに遭ったときのサバイバルお金術

もし突如リストラに遭ってしまったら? 会社都合の離職であれば、失業保険は比較的すぐに出ますし、期間も長いですが、自分の年齢を考えたとき、再就職まで時間がかかることが予想されます。なので職探しと並行して、やはり生活コストの削減が最優先になると思います。 

午堂 登紀雄

執筆者:午堂 登紀雄

ニューリッチへの道ガイド

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もし職を失ったら……まず固定費の見直しが最優先

もし突如リストラに遭ってしまったら? 会社都合の離職であれば、失業保険は比較的すぐに出ますし、期間も長いですが、自分の年齢を考えたとき、再就職まで時間がかかることが予想されます。なので職探しと並行して、やはり生活コストの削減が最優先になると思います。
 
その中でも最大の固定費が住居費ですから、賃貸に住んでいるなら家賃の安い家に引っ越します。持ち家なら貸すか、あるいは売却するか。貸す場合は、住宅ローンの返済額よりも家賃の方が高ければ、家を貸して自分たちはもっと安い家賃の家に引っ越すといった策がとれます。
 
最大の固定費である住宅費を見直すのも一つ。その他にも削減ができる固定費がないか、家計を見直してみましょう。

最大の固定費である住宅費を見直すのも一つ。その他にも削減ができる固定費がないか、家計を見直してみましょう。


持ち家の売却や引っ越しは少し極端かもしれませんが、ほかにも保険の解約や見直し、スマホキャリアの変更など、固定費を削減することができます。
 

職業訓練制度を利用し、専門技術を身につける

というのは当たり前すぎる話なので、もうひとつ検討したいのが職業訓練校に通うことです。職業訓練には、公的職業訓練と専門実務教育訓練がありますが、金銭面で有利なのは公的職業訓練です。なお2018年1月より後者の給付率もアップし、魅力では拮抗しています。

公的職業訓練校に通うことになると、基本手当や受講手当、通所手当、寄宿手当(該当するかたのみ)をもらうことができます。通常の失業給付金と違うのは、所定の給付日数がなくなっても、訓練終了日までは支給が延長されることです。

職種や分野は限られますが、もし自分がその方向への再就職を考えているなら、失業保険をもらいつつ、専門的な学習もできるため一石二鳥です。

生活コストを削減するために固定費の見直しに加え、こういった訓練制度を利用して専門的な知識や技術を身につけ、サバイバルな時代を賢く生き抜きましょう。


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