2019年の節分の吉方位は東北東
まず、おさえておきたいのが2019年の節分の日の吉方位です。2019年は東北東。少し分かりにくいのですが、東と東北との中間の方角になるため、イメージとしてはやや東よりといえます。この吉方位は「恵方位」とも言われており、その年の恵方を向いて恵方巻を食べると開運に結びつき、ご利益が得られると言われています。開運・金運アップには恵方巻の食べ方も大事!
恵方巻を食べるときには、おしゃべりをせずに一気に食べること、わき目を振らずに吉方を見つめて食べることが大切です。途中で休んでしまうとご利益は得られないとも言われていますので、あまり長い物や太い物は避けたほうがよさそうです。小さなお子様がいる家庭なら、少し細めに恵方巻を作るのがベストです。長い恵方巻を買って家族で分けて楽しむという人もいるようですが、切り分けはNG。切り分けるのは縁を切ることを意味すると言われていますので、恵方のご利益を得るときには切らずに食べてください。その後に家族や仲間とシェアしながら食べて、恵方巻のイベントとして楽しむのがおすすめです。
節分よりも大切な「立春」
恵方巻を無事に食べ切ったから2019年は安泰と思うかもしれませんが、本当に大切なのは翌日の2月4日の「立春」です。立春は運気の変わり目と言われており、2019年が本格的にスタートする日でもあるのです。2月3日に豆まきをして、鬼と見立てた邪気や良くない運気を追い払って恵方巻で運を呼び込む。そして2月4日に良い運気を取り入れて開運を願うのが正しい方法です。そのため2月4日には、開運のためにするべきことがたくさんあるのです!
実は新年のご来光以上に、立春の朝日は強力と言われています。幸いにも? 今年の2月4日は月曜日ですので、出勤前に朝日を十分に浴び、2019年に力を発揮してくれるパワーを全身で受け止めてみましょう。
2月4日は出勤前に朝日を浴びることを意識して。いつも地下鉄で通勤&通学している人ならば地下鉄以外のルートで出勤&通学を。もちろん、早起きしてお気に入りの場所で思い切り朝日を浴びるてもよいですね。輝かしい1年をイメージしながら、思う存分朝日を浴びて下さい。
立春にするべきことはコレだ!
言うなれば立春を迎えることは、新年を迎えるのと同じこと。立春の日には新しい下着を身に着ける、新しいタオルを使い始める、新しい食器を使うなど、衣食住のなかで何か一つでもよいので新しい物を使い始める、取り入れるようにします。今年1年で叶えたい目標や夢があるのなら、改めてマインドセットを! 新年で立てた目標をこの時点で一度見直すのもおすすめです。新しい年がスタートしてから1カ月が経っていますので、最初の振り返りのタイミングとしてもバッチリですね。
一方で、立春にするとNGなこともあります。例えば、お風呂に入る、シャワーを浴びる、洗い物をするなどです。これには、全身に取り込んだパワーを洗い流さないようにするという意味があります。お風呂やシャワーを避けるのは難しいかもしれませんが、洗い物をするときにはゴム手袋を着けるのも一案です。
そのほか、争いごともよくありませんし、怒るのもNG。仕事などで、注意しなければならないことがあっても、急いでいないのなら翌日に回し、できるだけ笑顔でいることを心がけましょう。
節分と立春は、運気を左右するための大事な日です。この2日間を大切に過ごし、2019年を有意義な1年にしたいものです。