ランジェリー・下着

職人がつくる究極の快適さと温かさのシルク毛布

寒い季節の快適な睡眠のためにイチオシしたいのが、三井毛織のシルク毛布。その優しい快適さと暖かさを実感すると、「ほかの毛布には戻れない」「冬の毛布はシルク毛布と決めている」という。着心地を追究し続けてきた下着ガイドだからこそ、語れる毛布へのこだわりとは。

土井 千鶴

執筆者:土井 千鶴

ランジェリーガイド

保温性が高く、肌にやさしいのがシルク毛布

 
三井毛織

体を優しく温めるシルクでできた毛布


シルクというと高級で下着や着物、ドレスの素材のイメージですが、保温性が高く肌にやさしい快適な繊維です。直接肌に触れる下着だけでなく、毛布に使用すると化学繊維の毛布では感じられない究極の快適さと温かさを実感できます。

 

なぜシルク毛布が快適で温かいのか?

 
三井毛織

職人によって作られた優しい肌触りのシルクの毛布


私は長く下着の開発をしていますが、インナーとしてもっとも快適な繊維はシルクだと思います。下着の多くは大量生産ができる石油が原料の化学繊維からできています。ほかにも木材を原料とするレーヨン繊維、植物からできる綿繊維などが下着によく使われています。

シルクは動物性繊維で、シルク繊維の成分は人の皮膚と同じタンパク質からできています。従って、非常に肌との相性がよく、皮膚が快適に感じる機能性の高い繊維です。アクリル毛布などの化学繊維の毛布では感じられない快適さと温かさを感じることができます。

また、繊細な表情、光沢感などの高級感から、着物やドレス、ネクタイなどにも使われますが、吸水速乾性・通気性・保温性・保湿性にも優れているというシルクの特徴から考えると、肌に直接身につけるインナーや寝具に相応しい素材なのです。

 

泉大津の職人の技が光る三井毛織のシルク毛布

 
三井毛織

熟練の職人さんによって作られるメイドインジャパンのシルク毛布


一般的にシルク製品というと中国産が多いのですが、生産に技術が必要なシルク毛布は、品質管理が難しく不良品が多いのです。

日本の毛布の主要産地である大阪府泉大津にある「三井毛織」は、1952年創業で、カシミア、キャメル、メリノウール、絹など高品質の天然繊維にこだわった毛布の老舗メーカーです。原料の原毛買い付けから紡績、製織、そして毛布にもっとも大切な起毛は、起毛師と呼ばれる熟練の職人によって作られています。

三井毛織のシルク毛布は、中国やタイから直接買い付けされた良質のシルクの原料を日本で糸に加工し、そのシルク糸で職人さんが毛布に加工するので、最高の肌触りのシルク毛布ができるのです。

 

毛布はシルク毛布と決めています!

 
三井毛織

繊細なシルク繊維でできたシルク毛布、フワフワの優しい肌触り


20年前、シルクのインナー開発をしていたときに出会った三井毛織のシルク毛布。その快適さと温かさを知ってから、秋から冬の季節はシルクの毛布と決めています。

繊細なシルクを製織して起毛加工したシルク毛布は、たくさんの空気の層で快適にやさしく温めてくれるので、化学繊維の毛布にはない温かさを得られるのです。

 

DATA
三井毛織┃洗える 家蚕 シルク毛布

サイズ:シングルサイズ/140×200cm
重さ:1360g
カラー:オフホワイト
素材:シルク100%
問い合わせ:三井毛織株式会社
TEL:0725-21-1409

 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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