学習机・勉強机 選びは、店頭で!
とにかく種類の多い学習机、お店で本物を見るのが決定への近道!
学習机・勉強机を購入にあたり、おすすめしたいのが、お店に行くことです。欲しい机の実店舗が近くになく、ネットショップで購入する予定であっても、異なるメーカーの品でかまいませんから、本物に触れてみてください。そして実際に「座る」「ノートを開いて置く」「引き出しに物を入れる」「椅子を動かす」など、いろいろな動きを試してみましょう。
本物を「体感」することで、それぞれのメーカーの特色や違いが理解できます。学習机選びがスムーズになるだけでなく、インターネットの情報もポイントを押さえて見ることができるようになります。
Index
学習机選びのチェックポイント8
安価な学習机やカジュアルデスクはここもチェック!
学習机の定番! 安心して使える コイズミ「BEENO」
低学年からお片付けができる イトーキ「Leamo」
リビングになじむやさしいデザイン 飛騨産業「cobrina」
シェルフとのセット使いで小ささが活きる KEYUCA「ノーブル」
木の変化が思い出になる 堀田木工所「カルロ」
1cm単位でサイズオーダーできる! イトーキ「Valko(ヴァルコ)」
リビングがスッキリするロングデスク こどもと暮らし「Curio」
シンプルで上質、皇室への献上で注目 浜本工芸「No.28デスク」
きっと一生ものになる カリモク「Pure nature」
自慢できるデザイン アクタス「vario」
学習机選びのチェックポイント8
1.「設置スペース=机の大きさ」ではない!椅子を出して掃除する、机の下に落としたものを拾うといった日常の動作ができること、棚やワゴンの置き場所も含めて考えましょう。
2.ベストな大きさは、家庭によって違う!
学習机の大きさは、幅110cm×奥行き60cmが一般的。大学を受験する際の理想の広さは120cm×60cmと言われていますが、最近では、コンパクトなものも増えています。机が小さくても、書棚やワゴンを併用することで、作業スペースを広くとることができますから、リビングに置く・きょうだいで一部屋を使うなど、ご家庭の事情に合わせて選びましょう。
3.何よりも大事なのは、机といすの高さのバランス
椅子に座ったときに、足がしっかりと床についていないと、姿勢が安定せず、集中力も続きません。子どもの成長に合わせて、机の天板やイスの高さが調整できるもの、足置きがあるものがベストです(調節できないものは、クッションや台でカバーすることもできます)。
4.パーツは動かせると便利!
学習机・勉強机のパーツ(引き出しなど)が右側に固定されていると、左利きの子には使いにくいもの。また、横に本棚が付いているタイプの小さな机は、成長すると腕が当たってしまうことも。利き手や成長に応じて、自由にレイアウトできるものがおすすめです。
5.コンセントは必要?
学習机・勉強机の上にコンセントがない、購入しない付属の棚にしか付いていない、ということもあるので、気になる方はご注意を。もちろん、別に電源タップを購入すれば問題ありません。
6.組み立てか、完成品か
学習机・勉強机が組み立て式の場合、難易度や組み立てにかかる時間、組み立てサービスの有無も確認しておくと安心です。完成品の場合は、ドアや階段など、搬入経路に問題がないかも確認が必要です。
7.表示されている価格で、買えるのは何?
多くの「学習机」、本体のお値段には椅子は含まれません。店頭のディスプレイやカタログの写真で判断せず、何が付いてくるのかよく確認しましょう。
8.アフターケア(修理期間・保証期間)は大丈夫?
学習机・勉強机は、子どもが使うものなので、万一に備えておきましょう。
安価な学習机・勉強机やカジュアルデスクは、ここもチェック!
驚くほど安いもの・中古品・大人向けのカジュアルデスクなどは、特に安全性・耐久性をよく確認してください。- 左右方向に力を入れて、横揺れしないかどうか。
- 机の上に棚が付いているものは、机や棚に体重をかけても問題ないか(子どもが低学年のうちは、机の上に乗って、棚のものをとることもあります)。
- 天板が拡張できるタイプものは、広げたときに継ぎ目が気にならないか、がたつきがないか。
- 引き出しの開閉はスムーズか。引き出しが落ちてこないか。奥に入れたものが取りにくくないか。
- ワゴン付きなら、キャスターで床が傷まないか。動かしたときに大きな音がしないか。引き出しを開けても倒れてこないか
それでは、ここからメーカーごとに学習机・勉強机を見ていきましょう。ご紹介しているもの以外にも、サイズ違いや別のタイプがあります。気になるメーカーは、ぜひ他の商品もチェックしてみてくださいね。
学習机の定番!安心して使える
コイズミ「BEENO」
品質・機能・価格のバランスがいい大手学習机メーカー・コイズミの中でも「ビーノ」は、スッキリとしたデザインが魅力。奥行きが60cmで、幅は70・90・105・120cmから選ぶことができます。2台並べて使いたいという方にもおすすめです。
デスク・チェア・ワゴンだけでなく、シェルフやベッドまでも、年齢や環境に応じて自由に組み合わせることができるので、きっとお子さんに合ったものが見つかります。
■コイズミファニテック株式会社
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低学年からお片付けができる
イトーキ「Leamo」
「リーモ」は、1962年、日本で初めて学習机・勉強机を作った老舗イトーキの組み換え(フリーワンタイプ)デスク。こんなふうに、成長に合わせて様々に組み換えができます。
また、整理整頓のために細かいところまで工夫されているのがイトーキの学習机・勉強机の特徴です。
机の引き出しやワゴンには、A3サイズを入れられます。低学年のうちは、側板を後方まで高くしたワゴンの下段の引き出しをおもちゃ箱に。その年齢なりに使いやすいよう工夫されているのです。
幅は100cm、天板が拡張式で奥行きを52cmから65cmまで広げることができます。リビングでも子ども部屋でも使いやすいですね。
■ITOKI
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リビングになじむやさしいデザイン
飛騨産業「cobrina」
テレビ番組「カンブリア宮殿」で取り上げられたこともある飛騨産業と、数々のデザイン賞を受賞するトラフ建築設計事務所がコラボしたのが「コブリナ」シリーズ。
中でも、学習机・勉強机は、パネル型ブックスタンド(別売り・左右取り付け可能)が印象的なデザインです。奥行きは55cmで、幅は95・105cmから選ぶことができます。引き出しは2つで、95cm幅の机でも、B4サイズが横に、A4サイズが縦に入る大きさがあります。
材質は、ナラと同じ樹種で、木目が楽しめるホワイトオーク。シンプルなようですが、天板奧下の背面には、5口コンセントも隠れています。
なお、ランドセルが大人気の黒川鞄工房でも販売しており、黒川鞄では、オリジナル仕様の学習デスクチェアもあります。
■飛騨産業
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シェルフとのセット使いで小ささが活きる
KEYUCA「ノーブル」
雑貨のイメージの強いケユカですが、「ノーブル」シリーズの学習机・勉強机は、実は先ほどご紹介した、老舗コイズミが製造しています。
小さめの机を長く使うなら、シェルフが欠かせません。ケユカのシェルフハイは、奥行きが深く、持ち物を整理しやすいので、学校関係の小物はもちろん、教科書や資料集、問題集などが増えても安心です。デスクと組み合わせても、シェルフ単体でも使用できるので、子どもが成長した後にも、次の使い方が見つけやすいでしょう。
■KEYUCA
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木の変化が思い出になる
堀田木工所「カルロ」
温もりのある木の質感が魅力的な、「カルロ」の学習机・勉強机。奥行きが45cmで、幅は90・100・110cmから選ぶことができます(奥行60cm×幅100cmの普通サイズもあります)。
国産で、無垢材を使用しているメーカーの中では、比較的お手頃価格です。
堀田木工所の家具のコンセプトは「日々の暮らしを便利にしてくれるもの」「暮らしの中で心地よい空間をつくりだすもの」「同じ時間をともに過ごす思い出」。
アルダー材という柔らかめの木を使っているので、傷つきやすいという面はありますが、やすりで磨いて、オイル塗装をすれば、ある程度修復可能とのこと。ご心配な方は、念のため、購入前にご確認をおすすめします。
■堀田木工所
1cm単位でサイズオーダーできる!
イトーキ「Valko(ヴァルコ)」
先ほどもご紹介した、大手学習机メーカーイトーキには、サイズオーダーできる学習机・勉強机「ヴァルコ」もあります。70~180cmの1cm単位で、幅をオーダーできるのです(奥行きは、45・52cm の2種類)。
「ここに置きたい!」を叶えてくれる、子どもも大人も使いたくなる学習机・勉強机です。
■ITOKI
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リビングがスッキリするロングデスク
こどもと暮らし「Curio」
こどもと暮らしのロングデスクは、将来的に子ども部屋で使うというよりは、ずっとリビングに置いておきたい学習机・勉強机です。
幅150cm×奥行き40cmと、スッキリ細長で、木目のあるナチュラルな雰囲気。
ポイントは、A4サイズの収まる4つの引き出しです。文房具に、書類の一時保管に、家族それぞれの引き出しに、と使い道が多く、何かと物の多いリビングをスッキリさせてくれます。
こどもと暮らしは、「暮らしは家具から作られる」というコンセプトで、保育園や塾にも家具を提供しています。一つのロングデスクで、どんな暮らしが生まれるか、楽しみですね。
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シンプルで上質、皇室への献上で注目
浜本工芸「No.28デスク」
浜本工芸は、素材・国内生産・安全へのこだわりのある家具メーカーです。学習机も、引き出しの開閉のスムーズさ、質感やつくりの良さなどは、現物を見ればそのクオリティの高さはすぐに分かります。
「No.28デスク」は、リビングにも置きやすい、やや小ぶりの学習机。奥行きが50.5cmで、幅は100・110cmから選ぶことができます。
皇室(秋篠宮眞子様・佳子様)に献上したということでも抜群の信頼感があるでしょう。さらに、高級ラインながら、同品質の他のメーカーと比較した場合、価格はかなり抑えられています。
安心して使える、学習机です。
■浜本工芸
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きっと一生ものになる
カリモク「Pure nature」
日本を代表する家具メーカー・カリモクの学習机・勉強机「ピュアナチュール」は、木の質感とデザインが人気ですが、使い勝手の良さも見逃せません。
机の「Kライン脚」は、椅子を引かずに横から滑り込むようにする子どもが、楽に座ることができるようにデザインされたものですし、ホコリのたまりやすい足元でのたこ足配線を避けるよう、6口コンセントが採用されています。足元収納は、絵の具セットや書道セットなどの置き場所にも。
新塗料「ピュアオーク」は、水や汚れに強くキズがつきにくいのに、塗装していないように感じられるほど。木そのものを楽しんでください。
サイズは、奥行きが65cmで、幅は100・110cmがあります。また、デザインは、直線的なものと丸みのあるものから選べます。引き出しは別売りですので、ご注意を。
ラックやベッドなど様々な家具とのコーディネートも可能。ワゴンは机の下ではなく横に置いて、ランドセル置き場として使用することもできます。
■カリモク家具
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自慢できるデザイン
アクタス「vario」
アクタス「ヴァリオ」の学習机・勉強机は、シリーズのアイテムが多く、いろいろな置き方と使い方ができるのが魅力です。
サイズは、奥行きが50cmで、幅は80・100・110・120・150cmと、設置場所に合せて選ぶことができます。
スリムで、レイアウトが自由にでき、移動や組み立てが簡単なので、置く部屋や住む家、生活習慣が変わっても、使いやすい置き方が見つけやすいでしょう。
北欧デザインが好きな方なら、ご自宅の雰囲気に合うデザインも魅力的ですね。
■ACTUS
■ACTUS KIDS
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