キレイで美しく居続けている女性の共通点とは?
「いつまでもキレイでいたい」
「キレイになるにはどうしたらいいのか」
多くの女性はそう思いますよね。
筆者は今までさまざまな方とお会いしてきました。職業柄、お金の専門家に会うことは多いのですが、取材などを通し、お金とは関係ない一般の方や専門家にも会ってきました。
そんな中で、歳を重ねながらもキレイで美しく居続けている女性にもたくさん出会ってきました。もともと筆者は人を観察することが好きで、キレイで素敵な女性を見ると、その秘訣は何なのかと、あれこれ分析してみたくなってしまうのです。
こうしているうちに、キレイな人にはいくつか共通点があることに気付きました。
例えば、外見をキレイに保つための努力を怠らないということもそうですが、ほかに、お金との付き合い方や考え方に自分なりのポリシーを持っている人が多いという点も共通していました。
それではキレイな人のお金の付き合い方について、もう少し詳しくご説明しましょう。
決してお金に振り回されない
お金に困っている人は、どうしても顔や表情など外見に出てしまうもの。反対に成金主義的な人も、えも言われぬギラツキ感がその人を覆ってしまいます。
キレイな人というのは、お金のあるなしに関係なく、いつも気持ちがフラットな方が多いようです。お金に振り回されている人は、お金があるかないか、つまり自分の資産額の多寡が無意識のうちに顔にあらわれてしまいます。
ところがキレイな人は、決してお金に左右されるのではなく、自分でお金をコントロールしています。お金があるかないかは、その時の自分に大きく影響することはないのです。
自分でお金をコントロールする
自分でお金をコントロールするとは、いったいどういうことでしょうか。
簡単に言うと、お金の知識を身につけた上で、自分の意志でお金を管理しているということです。お金についての本を読んだり、セミナーなどに出向いたりして積極的に勉強しています。そして、家計を整理し、お金が貯まる仕組みを構築しています。
しかもただお金を貯めているのではなく、資産運用などでしっかりお金を育てているようです。資産運用をする際は、手間ひまかける手法ではなく、積立式の投資信託の運用や、不動産投資などのように、一度仕組みさえ作ってしまえば、後は自動的に貯まっていくような方法を好んでいるように思います。
既に述べた通り、お金のことばかり考えていると不安やギラツキ感が顔に出てしまいますが、仕組み化しておけば、お金に縛られることなく、時間と気持ちに余裕が出てきますよね。それが自然と表情にもあらわれるのでしょう。
資産運用した結果、それなりの金額が貯まっている人も多いのですが、キレイな人は決して自分の資産額を自慢したり、人にひけらかしたりはしません。いたって冷静です。
中には、プロのアドバイザーに頼んで資産の相談している人もいますが、そうであったとしても基本的には自分軸でお金をコントロールしています。
美容代は削っても食費は削らない
一般的に外見的にキレイであり続けることは、とてもお金がかかることです。例えば、エステに行ったり、価格の高い化粧品を使ったり、美容器具を買ったりと。本気でやればお金はいくらでもかかります。
けれども、筆者が見てきたキレイな人は、それらには、あまり多くのお金を投じないようです。むしろ人工的なことやものは避けて、自然なものを好む傾向があります。
その一つに、食費を削らないことが挙げられます。家計を切り盛りする方ならご存じだと思いますが、食材は無添加や自然素材とうたわれているものほど、価格は高くなるのが常識です。反対に、着色料や食品添加物などが多用されている食材の中には、価格が安いものが多いということもあります。長く摂取し続けていると、当然美容と健康に悪影響を及ぼしかねません。
キレイな人は、先々の自分を見据えて、価格は高いけれど、健康に良い食材を選ぶ人が多いようです。特に、毎日必ず使う調味料をこだわる人は多いかもしれません。その結果でしょうか、健康的でお肌がキレイな人がとても多いような気がします。
キレイになる近道とは
少し話は飛躍しますが、経営者などのトップに立つ女性にキレイな人が多い、と感じたことはありませんか。その人自身の生き方や考え方など、内面からにじみ出ているものが人格を形成し、キレイに見せているのかもしれません。キレイであるとは、知性や教養を持つことはもちろんのこと、経済的な自立も大切であると筆者は思います。
「お金と上手に付き合うことは、女性がキレイになる近道でもある」
そういった考え方があっても、よいのではないでしょうか。