エルゴ「360」「ADAPT」のいいとこどりした「OMNI 360」
エルゴベビーは、いまや押しも押されもせぬ人気を誇るベビーキャリア(抱っこ紐)のブランド。先輩ママが使ってよかった、と勧められることも多いそうで、近年のアンケートでも、ママたちの2人に1人がエルゴベビーを使っている(使っていた)という結果も報告されています。10年前のエルゴベビー日本上陸当初のラインナップは「オリジナル」のみでした。肩への負担が少なく疲れにくい設計と、かわいいデザインで大人気に。その後、「360(スリーシックスティ)」「ADAPT(アダプト)」、そして「OMNI 360(オムニ スリーシックスティ)」と新シリーズが続々登場し、選択肢も広がりました。その中からオススメしたいのが、最新のこちら、「OMNI 360」です。 エルゴ「OMNI 360」がオススメの理由、それは「360」と「ADAPT」双方に搭載された便利機能が搭載されているということ。さらにメッシュ仕様の「クールエア」なら通気性が良く、汗っかきの赤ちゃんの熱を逃がしてくれます。つまりどれにしようか迷ったら、「OMNI 360 クールエア」を選べば間違いなし!というわけです。
エルゴ「OMNI 360」は、新生児期から使用可能
エルゴ「OMNI 360」は、成長に合わせてシートの幅が調整できる「3Dエルゴノミックシート」を搭載しているため、新生児期からの使用が可能。股の部分に当たるシートを0カ月~3カ月までは赤、3カ月~9カ月は黄、9カ月~36カ月は青のカラーガイドに合わせることで、月齢に合わせた立体感が生まれ、自然なすわり姿勢がかなうのです。 また頭と首を支える「ヘッド&ネックサポート」の形状は、赤ちゃんの首すわり前や眠ってしまったときなど、状況に応じて3パターンに変えられます。これも新生児から安心して使えるポイントですね。
エルゴ「OMNI 360」は、「前向き抱き」で赤ちゃんも景色が楽しめる
エルゴ「OMNI 360」のもう1つの特徴が、対面抱き、おんぶ、腰抱きに加え、前向き抱きもできること。前向き抱きまでできる抱っこ紐は意外と少ないのですが、エルゴベビーではすでに「360」というシリーズで実現していました。ただし、「360」を単体で使う場合は生後4カ月からしか使用できなかったため(新生児期は、別売りのインファント インサートが必要)、「OMNI 360」が優位ということになります。一口に前向き抱きと言っても、ただ前を向かせればいいわけではありません。対面抱きとは自然な足の角度が異なるため、ムリなく座らせてあげるためにはシートの角度を調整する必要があるのです。その調整を可能にしたのが、シートアジャスター。エルゴ「OMNI 360」のスタンダードモデルは、ボタンをかけ替えることで調整しますが、メッシュ素材の「OMNI 360 クールエア」は、スライダータイプなので調整が簡単!赤ちゃんを抱っこしたまま、抱き方が変えられます。
メッシュ素材の「クールエア」なら熱がこもりにくくて快適
ちなみにOMNI 360は2017年11月の発売ですが、メッシュ素材の「クールエア」は2018年6月に登場したシリーズ。汗っかきで蒸れやすい赤ちゃんに嬉しい素材です。ただ、メッシュ素材は夏生まれの赤ちゃん向け?それともお散歩に出かけるようになるのが夏という赤ちゃん向け?と迷いますよね。でも実は、通気性のよいメッシュ素材は、生まれた季節に関係なく、どの赤ちゃんにもオススメなんです。というのも、赤ちゃんは大人より汗っかきなうえ、抱っこのときはママやパパに密着しているので、夏に限らず汗をかきます。それなら、通気性を優先し、寒いときはブランケットやコートをかけてあげたほうが対処しやすい、ということです。 ちなみにメッシュ仕様のクールエアはポリエステル素材のため、洗濯機でジャブジャブ洗えて、短時間で乾きます。清潔に使いやすいというのも、ポリエステル素材ならではのメリットですね。
エルゴ「OMNI 360」は、最上位だけに値段も高め
現在、エルゴベビーの売れ筋は、「OMNI360」と「ADAPT」のいずれかだそうですが、価格は、「OMNI 360」が2万8080円~、「ADAPT」が 2万3760円~と、「OMNI 360」のほうが高めです。ただそのぶん、赤ちゃんの快適さはもちろん、ママの使いやすさにもきめ細かく配慮されているので、その価値はあるのではないかと思っています。みなさんも購入の際は店頭で実際に手に取ったり試着して、お気に入りの1本を見つけてくださいね。OMNI 360 クールエア
対象:0~48カ月、3.2~20kg
サイズ:ウエスト回り約132cmまで