後から支払いたいと考える20代、30代のユーザーに対応

バンドルカードは、 若年層を中心に50万以上ダウンロードされているVisaカードです。チャージは1000円単位で行うことができ、アプリ世代ユーザーの利便性を追求した決済手段として、コンビニ、クレジットカード、ドコモのケータイ払い、ビットコイン、ネット銀行、銀行ATM(ペイジー)など、多様なチャージ手段に対応してきました。

バンドルカードは、先にお金をチャージして支払うプリペイドカードの仕組みを利用しています。アプリをダウンロードした利用者は、ユーザーID、パスワード、生年月日、SMSが利用できる電話番号を登録すれば、すぐにプリペイドカードが発行されます。また、アプリはウェブ上で停止できるため、使わないときはロックしておけば安心です。

希望者は実店舗で使えるリアルカードを持つことも可能です。ネットで利用できるバーチャルカードに加え、国内のVisa加盟店で利用できる「リアル」は300円、日本や海外のVisa加盟店でも利用できる「リアル+」は600円の発行手数料が必要となっています。

 
「ポチっと」はチャージをした分を翌月末までにコンビニやペイジーで支払う

「ポチっと」はチャージをした分を翌月末までにコンビニやペイジーで支払う(出典:カンムのWebサイト)


そのバンドルカードに、後払いの新機能『「ポチっと」チャージ』が4月から加わりました。アプリ内で、金額を入力し、“ポチっ”と押せば、バンドルカードにお金が入る仕組みとなり、利用者は、チャージした金額をコンビニエンスストアやATM、ネット銀行などで最大2カ月以内に支払うことができます。カンムによるとアプリのインストールからチャージ、商品・サービスの購入まで180秒で決済できるとのこと。

カンムが実施したバンドルカードユーザーへの調査によると、4割の人は借りてもお金が必要というニーズがあり、全体の25%は2万円以下の少額ニーズがあったそうです。「ポチっと」チャージは、4人に3人が「利用したい」「少額ならば利用したい」と回答しているように、後から支払いたいと考える20代、30代のユーザーを意識したサービスであるといえるでしょう。

さらに、「ポチっと」開始後にバンドルカードを利用した加盟店を利用回数順に並べたところ、Amazon、セブン-イレブン、ファミリーマート、iTunes、ローソンがトップ5となりました。
 

毎月100円の口座維持手数料が無料に

なお、「ポチっと」チャージは便利な仕組みですが、注意点もあります。手数料は、1万円までのチャージなら500円、1万1000円~2万円で800円必要です。一方で、これまで最後にチャージした日、またはチャージした金額を利用した日から、4カ月間カードの利用がない場合、翌月より毎月100円の口座維持手数料が発生していましたが、7月23日からはそれが無料となるなど、より便利になりました。

なお、今回の仕組みは、目の前のアイテムが一瞬でキャッシュに変わるアプリ「CASH」、 あと払い専用の旅行代理店アプリ「トラベルナウ(TRAVEL Now)」などの後払いシステムを提供したGardiaの保証サービスを利用しています。現金利用者のニーズに応える「後払い」は、ZOZOTOWNの「ツケ払い」で注目を集めましたが、日本や世界のさまざまな加盟店で利用できるVisaプリペイドカードとの連携により、その裾野が広がったことは間違いありません。カンムでは、2018年中にバンドルカードの150万インストールを目指しているそうです。
 
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