不思議なチカラを感じる綾瀬はるかの女優力  

綾瀬はるかは、力みのない演技で視聴者を泣いたり笑わせたりしながら、そっと明るい未来を見せてくれる数少ない女優。人生について力説するわけではないのに、いつの間にか私たちを幸せな気持ちにしてくれる不思議なチカラを感じます。

壮大なスケールで描かれた『精霊の守り人』

     壮大なスケールで描かれた『精霊の守り人』

表情が豊かなではない主人公が、私たちの感情を豊かにしてくれる話題作『義母と娘のブルース』では、生きることの素晴らしさや、哀しみの先に見える希望を表現しています。
 

幅広く演じる「しなやか」な才能

綾瀬はるかに対して”天然”という印象を持っている人は多いと思います。ホッコリするとか、ほんわかしている、そんな和みや癒しが彼女らしさと言えますが、そのことで「綾瀬はるかの演技は、こんな感じだよね」「こんな演技だけだよね」とマイナスの固定観念を抱くことはありません。
なぜなら、演じてきた人物はさまざまなのに、誰一人違和感がなく、しかも演じる人物誰もが自然で生き生きとしているからです。力むことなく登場人物を演じきるしなやかさこそが彼女の女優力と言えそうです。

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        共感した女子も多い『きょうは会社休みます。』


観ておきたい!綾瀬はるかのこのドラマ!

ここからは女優・綾瀬はるかの魅力が詰まった作品をいくつか紹介します。シリアス、コメディ、アクションに時代劇と、女優としての彼女の才能が垣間見える作品ばかりです。
 

『ホタルノヒカリ』

  
愛すべき干物女『ホタルのヒカリ』

     『ホタルノヒカリ』/【出典:Amazon】


・光るコメディエンヌ! 完璧ではない”愛されキャラ”は鉄板!
現実の社会でもピリッと意識の高い人間が注目されがちですが、ぐうたら大好き、のんびり大好きの人間だって数多いはず。面倒なことを回避する干物女の思考回路に説得力を感じる『ホタルノヒカリ』。コミック原作の作品を、違和感なく演じてしまうコメディエンス綾瀬はるかが演じてこその人気作です。

演技をしすぎてもダメ、控えすぎてもダメ、さじ加減がむずかしいコメディエンヌ。彼女はそのバランス センスがみごと。それは、東京に憧れる山口地検の新人検事をさわやかに演じ、視聴者をクスッとさせた『HERO 特別編』や、天真爛漫な教師を演じた『鹿男あをによし』などにも生きいます。

 

『奥様は、取り扱い注意』

『奥様は、取り扱い注意』

『奥様は、取り扱い注意』/【出典:Amazon】


・アクションも本格派!しかも幅広!
元スパイの主人公が主婦として生活を大切にする一方、正義のために悪を成敗していく『奥様は、取り扱い注意』では、みごとなアクションを披露。映像技術が発達する一方、本格的なアクションを要求されるドラマの世界ですが、激しいケンカ風から、プロの防衛術までアクションといってもその幅は広く、基礎が必要です。綾瀬はるかは顔ではなく、体の動きをちゃんと見せる本格派。派手なだけではないアクションの面白さを表現できる貴重な女優と言えるでしょう。

精霊の守り人』や『八重の桜』の伸びやかなアクションも秀逸。道具を使ったアクションもぜひチェックしてください。

 

『世界の中心で、愛をさけぶ』

涙があふれる『世界の中心で、愛をさけぶ』

      『世界の中心で、愛をさけぶ』/【出典:Amazon】


・人生の哀しみも、切なさも、しっかり届ける実力!
シリアスなドラマでも彼女の演技は光ります。映画も大ヒットした『世界の中心で、愛をさけぶ』では、白血病となった女子高生・廣瀬亜紀の姿に何度も胸が張り裂けそうになり、涙があふれ出てきます。懸命に命をつないだ10代の力強さは圧巻でした。

壮絶な運命を背負う雪穂を演じ、人間の奥底の複雑かつ濁りある感情を、うまく透き通らせて表現した『百夜行』。臓器提供、クローンといった暗く重たいテーマを描いた『わたしを離さないで』で見せた絶望と希望。綾瀬はるかの底力を感じる作品も見逃せません。
 

『JIN-仁-』

時代を超えた名作『JIN-仁-』

     『JIN-仁-』/【出典:Amazon】


・どんな時代にも、どんな風景にも溶けこむ不思議
アクション、コメディエンヌ、多彩な綾瀬はるかの強みは和装も洋装も自然体。演じる時代を選ばないことも彼女の強みと言えるでしょう。
江戸時代の医療を描いた『JIN-仁-』では時代の波に反し医学を志した橘咲を好演、主人公を慕う清々しさがドラマを温かく彩りました。

2019年スタートの大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』でも着物姿が楽しめます。
 

『義母と娘のブルース』

TBS公式 YouTubooより

・新しい綾瀬はるかに泣いて笑って感動する!
元キャリアウーマンが小学生の母親となる物語『義母と娘のブルース』。ちょっと歯車の合わないはずのPTA問題などをビジネス感覚でアプローチする可笑しさあり、生と死を考える深さあり、娘と築く家族愛あり、いろんな側面を持っているドラマのなかで生き、そして視聴者に届けることは難しいはずなのに、すんなりと私たちの心に入り込むのは綾瀬はるかならでは。

おそらく名演とは、視聴者に熱くグイグイ伝えるものばかりでなく、いつの間にか視聴者の心に入り込んで、泣いて笑って夢中させるものも言うのでしょう。女優綾瀬はるかを堪能できる名作となりそうです。
 

笑顔になれる綾瀬はるか「映画」も観ておきたい!

キュートな演技が満開!『ハッピーフライト』

  『ハッピーフライト』/【出典:Amazon】


ちょっとハチャメチャだけどキュート。何度観ても楽しい『ハッピーフライト』。胸がキュンキュンする『今夜、ロマンチック劇場で』。4姉妹の長女をキリっと演じた『海街、Diary』。スクリーンの中でも気負うことなく、伸び伸びと演じています。都会の雑踏も似合うけど、緑豊かな風景も、潮の香りもよく似合います。

彼女の内面から生まれるキラキラ感は、老若男女いろんな人に届き、笑顔にしているようです。

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