いい友達2:一緒に向上していける人
心が清々しい友達と付き合うことで、自分も磨かれる!
だいたい人が悪いことに手を染めるときは、友達の影響を受けていることも少なくないもの。はじめは抵抗があったとしても「友達もやっているから、いっか!」となってしまうからです。
例えば、不倫をする主婦というのも、「友達の既婚者もやっているし、自分もバレなきゃいいや」と思って、婚外恋愛をしてしまうことも少なくありません。あるセレブな街では、主婦たちがグループを組んで、男性に合コンを持ちかけ、不倫のチャンスを狙っているなんて話を聞いたことがあります。まさに、「みんなで不倫をすれば、怖くない」という心理なのでしょう。ただし、バレれば、自分だけが離婚になることもありますけどね。
親しい友達とは、お互いに影響を受け合うものなので、魅力的な人と付き合えば、その分、触発されて、自分もがんばろうと向上していけるものですし、逆に、ズルイことばかりしている友達と仲良くしていると、「自分もズルイことをしても、いっか!」と堕落してしまう傾向があります。
基本、誰の心の中にも光と闇はあります。闇の方は下り坂のようなもので、進むのは容易く、しかもそっちは意外にも“甘美さ”を味わわせてくれるようなことが多いので(※その後は、地獄が待っていますが)、よほど理性がないと、転げ落ちていきやすいものなのです。
逆に、光の方は上り坂のようなもので、進むためにはそれだけのエネルギーが必要ですし、時として自己の成長に伴う苦しみもあります。でも、そっちに進んだときは、心が鍛え上げられる分、より楽に生きていけるようになることも多々あります。
心を光の方にひっぱっていってくれる友達と付き合うと、自分の魅力も上がりますが、逆に闇の方に誘惑する友達とつるんでいると、人として残念な人になってしまうことは、よくあること。
恋愛は「波長が合う人」と結びつきやすいものなので、自分の内面が成長し、波長がよくなればなるほど、それだけいい人と出会いやすくなります。逆に、ズルイ人間でいると、同じくズルイ人とご縁ができやすくなります。
だから、いい友達の影響を受けて、自分も成長した方がいいのです。素敵な人とご縁ができるためにも、心が清々しい人でいましょうね。
次は、「本当の友とはどういうものなのか?」も問うようなことです。次のページをご覧下さい。