肩こりに次ぐ気になるコリの部位は「首すじ・うなじ」

女性の肩こり・うなじ首こりの自覚症状は男性よりも多いです

女性の肩こり・うなじ首こりの自覚症状は男性よりも多いです

肩こりがつらく、首の後ろの首すじやうなじが特に気になるという人がいます。ピップ株式会社の調べによりますと、女性がコリを感じる部位のは、1位の「肩」に続き、2位に「首」がらランクインしています。

肩こり・首こりはかなり気になる症状のようですが、興味深いのは首のコリは、女性の69%にも及び、さらに首のコリでも首すじ・うなじが特につらいという回答は71%に上ったとのことです。一方、男性で首こりを感じているのは40%ほど(2016年ピップ調べ)。男性よりも女性に訴えの多い点も気になるところでしょう。

女性に「うなじ首こり」が多い理由…首の細さ・筋肉量も関係

男性よりも女性にうなじ首こりを感じる割合が多い理由として、首の細さや筋肉量との関係性も考えられます。頭を支える負担の大きさに男女差があると言えそうです。頭は様々な角度で動きますが、その際に頭を支える首の筋肉が働いています。

頭の重さは6~8kgあり首の筋肉での支えが必要です。女性は男性よりも首が細い分、筋肉量も少なく、血流が滞りやすいため、首の筋肉の負担・疲労が解消されにくい可能性があります。

「うつむき姿勢」はうなじ首こりの原因の一つ

これらの点を踏まえ、日頃の習慣・姿勢をチェックしてみましょう。動作や姿勢の中には、頭を支えるための首の筋肉に負担がかかりやすいものがあります。パソコン操作が多いデスクワークを始め、通勤時間や休憩時間にスマホ利用などでうつむき姿勢で過ごしがちな人は少なくないのではないのではないでしょうか。

どのようなシーンでうなじ首こりを感じるかの調査では、1位「パソコン操作・デスクワークなどの仕事の時」、2位「スマホを長時間使用している時」という順になりました。パソコンやスマホを使用するようになってから、うなじ首こりが悪化したと感じる人が約9割にも及ぶことからも、パソコン・スマホの使用環境や利用頻度との関係性が伺えます。うつむき姿勢で過ごすうちに首の筋肉の運動不足が続き、血流が滞りがちになると肩こり・うなじ首こりの慢性化へ向かうようです。

うなじ首こりセルフチェック法

うなじ首こりは、頭を支える筋肉がいつのまにかこり固まってしまい、頭を動かす可動範囲を狭めたり、頭の動きに伴い首に痛みや不快感が表れたりすることがあります。時々、頭を意識的に動かしてみて、うなじ首こりのセルフチェックをしてみましょう。

■うなじ首こりチェックのポイント
  • 頭の各動きがスムーズか
  • 動かす際に痛みや不快感が表れないか
  • 左右差の有無
  • 頭だけが動かずに肩も一緒に動いたり、体がぶれたりしないか
※上を向く動きは首への負荷が大きくなるため、特に注意してゆっくりと動かしましょう。

1. ゆっくりと頭を下へ向けましょう。
首の後ろ全体がつっぱる、一部分だけが気になるなど不快感はありませんか?

首の後ろ全体がつっぱる、一部分だけが気になるなど不快感はありませんか?

2.可能な限り天井方向を向きましょう。
既に首への負荷が強い場合は痛みが出ることがあるため気をつけて動かして下さい

既に首への負荷が強い場合は痛みが出ることがあるため気をつけて動かして下さい

3.頭を左右それぞれ傾けていきます。
頭をしっかり傾けているつもりでも肩も一緒に持ち上がっている場合があります

頭をしっかり傾けているつもりでも肩も一緒に持ち上がっている場合があります

4.振り向くように顔を左右それぞれに向けます。
予想よりもつっぱり感と左右差があることに驚く人も多いです

予想よりもつっぱり感と左右差があることに驚く人も多いです



うなじ首こり対策に! 首への負担を軽減させる予防体操のススメ

もし、上記のチェック項目に当てはまるものがあれば、うなじ首こりの状態になっている可能性があります。筋肉のこわばりだけでなく痛みを感じる場合は、状態を悪化させないよう注意が必要です。特に先に述べたデスクワークやスマホ利用などの頻度が多く、どうしてもうつむき姿勢になることが多い方は、うなじ首こりの予防体操なども無理のない範囲で取り入れ、首への負担をなるべく軽減させるよう意識しましょう。

無理のない範囲で、少しずつでもコリの気になる部分を動かしていくことで、血流の滞りを改善させていくことができます。うなじ首こりを和らげる簡単な方法として、リラックス体操についてもまとめましたので、「「うなじ首こり」体操」記事もぜひあわせてご覧ください。

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