河口湖周辺の桜 例年の開花と見頃はいつ?
富士山と桜は日本の春ならではの風景
ちなみに山梨にはフジザクラもあります。こちらはマメザクラの別名で、小さく可愛い姿から乙女桜と呼ばれることも。富士山吉田口登山道の途中、中ノ茶屋周辺や河口湖フィールドセンター近くの河口湖創造の森に群生地があり、こちらはさらに遅いGW前後に見頃を迎えます。
富士山と桜が同時に見られるおすすめのビューポイント
河口湖周辺には桜が多い(富士河口湖町役場提供)
名所1:河口湖北岸のウォーキングトレイルの桜
河口湖畔から望む富士山。湖面にうつる富士山も美しい (富士河口湖町役場提供)
名所2:富士ビューホテルの桜
富士ビューホテル。山梨百選にも選ばれており、宿泊客以外にも人気の撮影スポット(富士ビューホテル提供)
名所3:新倉山浅間公園の桜
外国人にも大人気の桜の名所(写真協力:一般財団法人ふじよしだ観光振興サービス)
名所4:忍野お宮橋の桜
ほのぼのした春を感じる忍野お宮橋の桜(忍野観光協会提供)
富士山と桜をうまく写真におさめるポイント
富士山はいつもクッキリ見えるとは限らない。すこしかすんだ富士山もまた味わい深い
- 天気…青空と富士山、桜のコントラストを狙うなら快晴の日がベスト。曇っていると、富士山が見えないこともあります。晴れていても山頂に雲がかかっていることもあるのですが、刻々と変化する様子も富士山も愛でる醍醐味のひとつとして楽しんでみてください。
- 時間帯…河口湖畔は富士山の北側(忍野は北東)に位置し、お昼前後は逆光になるので、撮影しやすいのは午前中の早い時間。午後からは雲が増えてくることも多いです。
個人的には、かすんでいたり、逆光だったりしても、それぞれ味わい深いと思います。写真は作品でもありますが、同時に思い出を記録するものでもありますよね。どんな写真であっても、あとから見返すと「今年はこんな春の景色だったなあ」と懐かしく感じられるはず。構図は好みにもよりますが、富士山の迫力に桜が負けないよう、桜にぐっと近寄って撮るのもおすすめです。
河口湖周辺の桜祭り情報
最後に河口湖周辺の桜祭りの情報をご紹介します。■富士・河口湖さくら祭り
まつりのメイン会場、河口湖北岸のウォーキングトレイル。ソメイヨシノと芝桜(富士河口湖町役場提供)
場所:河口湖北岸ウォーキングトレイル(河口湖円形ホール付近)
期間中は物販・飲食ブースが出て、メイン会場付近でクラフト市も同時開催。日没より21:00まで円形ホール付近の湖畔の桜のライトアップも。
■新倉山浅間公園 桜まつり
日時:2018年4月7日(土)~22日 (日)
場所:新倉山浅間公園(山梨県富士吉田市新倉3353)
4/14・15にはステージイベントが繰り広げられるほか、地元グルメが味わえる飲食販売ブースも出ます。
ぜひみなさん、富士山の麓にザ・日本の春を感じにきてくださいね!