副業・複業/副業・複業の基礎知識

副業で稼ぐ!時間はこうすれば捻出できる

誰にとっても1日は24時間。副業を始めるとき、必ず考える必要があるのは時間の使い方です。他の何かがおろそかにならないようにしつつ、副業の時間を捻出する。それができないなら、副業を始めることすらできません。副業をする前の時間の使い方改革について考えてみましょう。

中野 裕哲

執筆者:中野 裕哲

起業・独立のノウハウガイド

副業をはじめようと考えたとき、真っ先に考えたいのが時間の使い方です。

時間は有限。誰にとっても1年は365日、1日24時間しかありません。本業の仕事、家族の団らん、恋愛、人付き合い、余暇や旅行、睡眠や食事の時間も必要です。

副業をする時間を捻出するにはどうすればいいか、まずは「時間の使い方改革」から始めてみましょう。

現状、副業に1日何時間を使えるかを考えてみよう

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時間は有限。副業の時間をどう捻出するか

時間は有限です。誰にとっても1年は365日、1日24時間しかありません。

現状、フルタイムで働いているとしたら、例えば...

・所定労働時間 8時間
・残業時間 2時間
・通勤時間1時間×2=2時間
・睡眠時間 6時間
・食事の時間 2時間(昼休み含む)
・家事や買い物などの時間 2時間
・入浴や身支度などの時間 1時間
・テレビ・ゲームなどの余暇 1時間

これで合計24時間です。ご自身のケースで書き出してみてください。

1日って意外と短いと思いませんか?

1日でできることは本当に限られていますよね。ここに副業をする時間をプラスするとしたら、基本的には、どこかを削るしかありません。

副業の時間を捻出するためにはどうするか

あなたなら、上記のうち、どの時間を削りますか? 一緒に考えてみましょう。

■睡眠、食事、通勤などの時間
睡眠時間を削ってまで副業をするというのは、体力的にもキツく、結局は長続きしないことになりそうです。食事の時間を削るといっても限界がありますよね。いずれもしても健康的にとはいえません。通勤時間を削ろうと思えば、そのために引っ越すしかないという人も多いでしょう。このあたりは削れる可能性は小さいのではないでしょうか。

■残業の時間
効率的に仕事をこなすことにより、残業の時間を削ることも考えられるでしょう。かつての日本では、残業もせずにサクッと帰る社員よりも遅くまで働いている社員のほうが評価される、という時代もありました。働き方改革が叫ばれる今ですから、自身の会社での働き方も改めてみるのが良いかもしれません。ただ、副業をはじめるきっかけが「収入アップ」のためだとしたら、残業代が減ってしまうのは矛盾かもしれません。

■家事や買い物の時間
今まで分担していた家事を、思い切って家族の誰かに任せてみるのもひとつの方法です。当然、副業に対する家族の理解が必要ですし、そもそも「家事にどれだけの時間を使っているか」についての理解も必要です。あとは、就業時間中に家事代行を依頼する、という手もありますが、コストが発生するという点で、副業での収入アップとのバランスを考えなくてはなりません。

週末の時間の使い方を改めてみる

平日に時間を捻出するのが難しいとなれば、土日など週末や休みの日を有効に活かすことも考えましょう。上記同様に、ここ1ヶ月の休みの日をどのように時間配分して過ごしていたか、書き出してみましょう。書き出して見た結果、何かが見えてきませんか?

・土曜日は疲れて昼寝していることが多いなあ……
・ショッピングに行く時間を削って、ネットで買おう
・なんとなくTVを観ている時間が多いから、録画して観たいものだけを観るようにしよう

など、改善できる点も見つかるのではないでしょうか。

趣味と実益を兼ねる方法を考える

副業のための時間を捻出するために、あえて、「趣味と実益を兼ねた副業に取り組む」という考え方もあります。

例えば、ガイドの場合、会社員時代には食べ歩きが好きなこともあり、ミステリーショッパー(飲食店の覆面調査員)をしていました。会社帰りに指定された飲食店で食事をして、料理や店員のマナーやサービスについて簡単なレポートを書く、という仕事です。このようなものであれば、特別な時間をそれほど使わずに、誰でも気軽に始められると思います。

副業をすることで忙しくなってしまうという印象もありますが、逆に、時間の使い方がうまくなるというケースもあるでしょうね。ぜひ、みなさんもこれを機に、時間の使い方について考えてみてください。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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