希望がないと感じたり、将来の不安に押しつぶされないためには?

雑誌の特集などで「将来に希望がない」「夢が持てない」と悲観している人は少なくないという記事を目にすることがあります。しかしそういう人は、自分のことを信じていないのです。自分を信じていないから、自分の長所が見えない。だから自分を活かせる方向が見えず、何をしていいかわからなくなる。

「何をしていいかわからない」人はどうする?

自信がなく「何をしていいかわからない」人はどうする?


何をやっていいかわからないから、将来の自分の姿や立ち位置が流動的に思えてしまう。環境変化の影響をモロに受けて未来の自分がどこかへ追いやられてしまうような恐怖感に囚われるのです。

ではなぜ「何をしていいかわからない」となるかというと、自分の本当の声を聴いていないからです。聴いていないから、自分の性格や傾向、適性をよく把握していない。だから自分の得意なこと、好きなことがわからず、どのような職業や機会を選べばいいかわからない。だから行き当たりばったりになる。

そしてそういう人に限って、「じゃあ、これをやってみたら?」と言っても、なんだかんだ言い訳をしてやらないことがほとんどなのです……。

しかし自分を信じ、自分の適性を理解し、長所を伸ばそうとすれば、やるべきことは明確になり、迷いはありません。自分を信じる力、つまり本当の自信は、他人との比較ではなく、自分の中から生まれるものです。他人との比較で得た自信は、自分より優れた人間を前にするとひるむだけです。

もちろん、私たちは幼少のころからいろいろ比較されてきましたし、今でも比較されて劣等感を抱くこともあるでしょう。それでも、「自分だけは絶対に自分を裏切らない」という信念があれば、つねに希望を持つことができます。

それは大げさなことではなく、「自分は大丈夫」「なんとかやっていける」「乗り越えられるさ」くらいのことで良いのです。

自分の不安を可視化し、向きあってみる

これは悩みの解消も似ています。
悩みや不安、迷いといった、自分のどんな感情もひとつひとつ丁寧に受け止め、理解し、整理し、消化し、次への糧としていくという作業をしていけば、自分でできることは自分で解決しようとするし、できないことは専門家やプロの手を借りればいいと思える。

それをしないで「困った困った」と騒いでいる人の多くは、やはり自分の本音に向き合っていないのです。

たとえば食べるものがないとか、雨露をしのげないとか、生きるために必要な条件が満たされていなければ、SNSの返信がないことに対して「既読なのにスルーだ」などと怒っている場合ではないでしょう。

つまり原始的な苦痛がないから、くだらない苦痛が格上げされて大げさに感じているだけ。(それは実は恵まれている状態なのだということに、本人は気づいていない)

だからまずは不安を可視化すること。悩みを解消しないと具体的にどんな困ったことが起こるのか突き詰めて想像してみること。不安が見えれば対応方法がわかります。困ったことが起こらない悩みは悩みではなくります。

それらの思索は、孤独の中で一人おこなう高度に知的な作業であり、人間に与えられた特権なのです。

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