沖縄の観光・旅行

沖縄の移動手段はバス?モノレール?利点を比較

沖縄旅の交通手段はレンタカーが主流ですが、公共交通機関等での移動方法を知っておけば、もっと便利に移動ができる場合があります。レンタカー以外の移動手段として、ゆいレール、路線バス、空港リムジンバスのお得で便利な情報をご紹介します。

稲嶺 恭子

執筆者:稲嶺 恭子

シンガポール・沖縄ガイド

車以外の沖縄での交通手段は?

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那覇市内の移動に便利なゆいレール


沖縄は車社会。旅の交通手段はレンタカーが主流ですが、公共交通機関等での移動方法を知っておけば、もっと便利に移動ができる場合があります。今回は、沖縄での交通手段をまとめてご紹介します。


渋滞なしで時間がよめる「ゆいレール」

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那覇空港から首里までを27分でつなぐゆいレール。お得な乗車券も利用しよう


「ゆいレール」とは、沖縄都市モノレールの愛称。那覇空港から首里までを結んでいて、国際通りなど那覇市内の有名観光スポットへのアクセスも便利。那覇市内を巡るなら一番におすすめしたい交通手段です。

さらに、観光客におすすめしたいのが「フリー乗車券」。1日乗車券(購入後24時間利用可/大人800円)と2日乗車券(購入後48時間利用可/1400円)があり、駅の発券機で購入することができます。また、チケットを見せることで観光地やグルメスポットで割引優待を受けることができるスポットもあり、かなりお得です。

ゆいレールの車窓からは那覇市内が眺められ、市立病院前駅など海が見える絶景駅もありますので、旅行中に乗ってみてくださいね。オリジナルのグッズも可愛いと人気です。

沖縄都市モノレール


沖縄を網羅できる「路線バス」

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のんびり路線バスの旅の人気も上昇中。ローカルな雰囲気が味わえるのも魅力的
 

沖縄にはゆいレール以外の電車がないため、バスは沖縄の人にとっても大切な交通手段のひとつです。路線が沖縄中を網羅しているので、特に運転ができない人はぜひ利用してみてはいかがでしょうか? 運行路線や乗換案内はバス会社のホームページで案内があります。路線を駆使するのも、旅の楽しみのひとつ。沖縄らしいローカルな雰囲気も存分に味わえます。

路線バスにも周遊パスがあります。1日周遊パス(2500円)、3日周遊パス(5000円)があり、那覇空港観光案内所などで購入が可能。それぞれ500円プラスで、ゆいレールも乗り放題になるパスもありますので、上手に利用してみましょう。

バスナビ
周遊パス 


本島中北部への移動に便利な「空港リムジンバス」

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沖縄本島の中北部へアクセスできる、空港リムジンバス


那覇空港から中北部への移動には「空港リムジンバス」を利用するのがおすすめ。中北部の海辺のリゾートホテルに停車しますので、ビーチへのアクセスにも便利です。チケットは那覇空港の観光案内所などで購入が可能。バス内で現金で料金支払いができませんので、利用する際は必ず先にチケットを購入してくださいね。その際クレジットカードは使用できません。停車駅や時刻表は沖縄バスのホームページに掲載されています。

空港リムジンバス(沖縄バス)


車利用の際に知っておきたいバスレーン規制のこと

沖縄の交通手段の主流はレンタカーですが、利用する際に必ず知っておきたいのが、沖縄のローカルルール。沖縄には「バスレーン規制」というものがあります。規制がかかるのは、朝7時30分~9時と夕方17時30分~19時の1日2回。国道58号のような複数車線は歩道側の1車線が「バス専用通行帯」、国際通りのような片側1車線の道路は「バス専用道路」となり、一般車は通行できなくなりますのでご注意を。規制区間などは沖縄県警察のホームページで確認を。

バスレーン規制の時間帯は通勤通学ラッシュで交通渋滞がひどいので、移動はなるべく避けるのがベター。また、国際通りはこの時間帯以外でも慢性的に渋滞しているので、よほどの理由がない限りは車でアクセスするのはおすすめできません。

沖縄県警察

いかがでしたか? 用途や時間によって上手に交通手段を使いこなして、スムーズな沖縄の旅を楽しんでくださいね。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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