結婚祝いでタブーな贈り物……縁起が悪いと思われるかも?
新郎新婦がどう感じるかをしっかり考えて準備を
縁起がよくない結婚祝いにどんなものがあるのかをきちんと押さえておきましょう。代表的な8つの例をご紹介します。
1.包丁やナイフ、ハサミ
刃物類など未来を切り拓(ひら)く言う考え方もあるので、贈る相手によっては大丈夫なケースもあります
2.陶器、鏡、ガラス器
悲しいかな、不意に落として割ってしまったり、使っているうちに欠けたりと、縁起の良くない事が起こるかもしれません。「割れる」ことは不吉なのです。3.ハンカチ
白いハンカチには注意
白い平織りのハンカチは特に、弔事で遺体の顔にかける白い布を連想させるものです。うっかり選んでしまわないよう注意しましょう。
4.日本茶
弔事に使われることが多い日本茶は、結婚祝いよりも贈り物全般に不適切とされています。縁起ものですから贈るなら相手の好みを聞き、コーヒーや紅茶、ハーブティーにしたほうが無難。5.装身具や衣服など身に付けるもの
個人的ではなく友人と一緒に贈ることをおすすめします
6.消耗品
結婚のお祝いに消耗品はおすすめできません
お菓子など食品全般、芳香剤、リラックスできる入浴剤など新居で大活躍かもしれませんが結婚祝いには不向きです。
7.花
花嫁さんが身に着けると幸せになるという言い伝えのある「サムシングブルー」の花はを贈ってみてはいかがでしょうか
また、花言葉をあらかじめ調べておいた方が無難です。たとえば、クリスマスローズは「中傷」「スキャンダル」。黄色いバラは、「嫉妬」「ねたみ」などがあります。また赤いバラは恋人に贈る花です。異性に贈る際は、くれぐれも誤解されないように!
8.ベビー用品
授かり婚と公表している夫婦には喜ばれるかもしれませんが、結婚=ベビーのいる家庭であるとは限りません。誰にとっても気が利いたお祝い……というわけではないので、避けた方が無難です。場合によってはOKな結婚祝いのプレゼント
新郎新婦が希望するなら問題ない場合も
結婚祝いのタブーをご紹介してきましたが、新郎新婦が希望する場合や、場合によっては問題ない品もあります。基本のルールを念頭におきつつ、状況に合わせて選んでみてください。
■包丁やナイフ、ハサミ
贈る相手が普段より親しい間柄で、希望するのであれば問題ありません。刃物類など未来を切り拓(ひら)く、また陶磁器など割れるものも「増える」と考える事もできます。ただし贈る相手によっては縁起をかつぐ人もいますので、事前に確認しておきましょう。
■お茶
実はお茶自体はおめでたい要素もあるのです。地域によっては、水引で飾られたお茶が結納品のひとつとされています。植え替えが難しいお茶の木が、嫁いだ家にしっかりと根付くように……と住む地域によっては考え方がいろいろあることを覚えておいてください。
■ハンカチ
手巾(てぎれ)から縁を切るこれは、あくまでも語呂合わせ。状況によっては、固定観念にとらわれずに贈ってもよいと思います。しかし前述した通り、弔事で白い布を遺体の顔にかけることから、白い平織りのハンカチは避けるようにしましょう。
■花
純潔を表す白を基調にした花だけではなく、サムシングブルー(青いものを身につけた花嫁さんやゲストの方が結婚式での幸せになるという言い伝え)にちなんで、ブルー系を使った花束を贈る場合はOKです。本数には注意しましょう。
相手との関係に合わせて、心のこもった贈り物を
新郎新婦との関係に合わせて、臨機応変に対応を
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