本はどこに売るかで買取金額に差がでやすい
本を売るならどこが良い?
でも、本を買取に出すには、お店に持ち込んで査定をしてもらうという手間がかかります。本は思った以上に重いので、移動させるのも一苦労かもしれません。それに、いざ査定をしてもらっても、1冊10円だったり、状態によっては買取不可、0円だったら引き取りますという話になることもあります。私自身も、「せっかく持ち込んだのに0円って……」と思ったことは何度もありますし、結局0円で引き取ってもお店では100円くらいで売っていることもあり、理不尽だなと感じてしまうこともあります。
そんな経験をしたからこそ、本はどこに売るのかを見極めないといけないなと考えています。いかに高く売るのかはもちろんですが、いかに楽をするのかも重要なポイントになってきます。そこで今回の記事では、フリマアプリやオークションも含め、本をスムーズにそして高く売るための8つの買取サービスを紹介していきます。
<INDEX>
- 買取サービスおすすめ5選
1.Amazon買取
2.Vaboo
3.ブックオフの宅本便
4.BUY王(バイキング)
5.買取アローズ - フリマアプリ・ネットオークションおすすめ3選
6.ブクマ
7.メルカリ カウル
8.ヤフオク!
買取サービス5選! 本人確認は絶対に必要
買取サービスを利用する場合、ほぼ例外なく本人確認が必要になります。買取を依頼し、段ボールなどで送るときに同封するケースがほとんどです。これは犯罪防止のためにも必要なことなので、運転免許証やパスポート、各種健康保険証などのコピーを用意しておくといいでしょう(一部、ネット上での手続で身分証明書の登録ができるサービスもあります)。1.Amazon買取
Amazonのアカウントで利用ができるAmazon買取
Amazon買取というだけあって、Amazonのアカウントで申し込みができるサービスです。リコマース宅配買取サービスによって送料無料で自宅から不用品を送ることができます。宅配キットは無料ですし、自宅まで業者が荷物を取りにきてくれるので、家にいながら買取に出すことができます。利用できるのは18歳以上で、初回の利用は身分証に記載がある住所でのみになります。
商品の査定度の後、買取金額に納得できれば買取が成立します。代金はAmazonギフト券での支払いです。もし買取金額に納得ができなくても、送料無料で返品をしてもらえます。
2.Vaboo
新しい本を高額で買いとるVaboo
Vabooは、発売から間もない商品や、発売から人気が安定している商品を得意としています。通常、いくら新しくて人気商品といっても買取価格は定価の30%~40%程度になりますが、Vabooでは50%での買取も可能です。ただし人気商品でも市場にあふれている場合には、買取価格は下がります。それに、一定の需要があるとはいえ、発売から時間がたつと価値は下がってしまうので、注意が必要です。
買取ができるのはビジネス書やパソコン関係、医療関係、法律関係の本、漫画の全巻セットやライトノベルです。逆に、百科事典や個人出版の本、漫画喫茶やレンタル落ちの漫画、コンビニ漫画などは買取していません。また、18歳未満の人は利用ができません。買取商品が5点以上ならば送料は無料ですが、5点未満だと査定金額から送料として400円が引かれます。
3.ブックオフの宅本便
ブックオフの公式宅配買取サービス
本の買取を利用するためには、10点以上か、買取価格が1,000円以上の商品が1点あることが条件になります。また、段ボールがない場合には、専用の段ボールを1枚200円で販売しています。一般的に梱包キットは無料にしている買取業者が多いので、1枚200円というとちょっと抵抗があるかもしれません。そのため、スーパーやコンビニでもらってくるのがオススメです。
査定金額を確認してから売るのか、確認せずに売るのかは買取の申し込み時に決めることができます。確認せずに売る「おまかせ承認コース」ならば、査定結果は特に通知がなく、代金が自動的に入金されます。「査定結果を確認してから承認コース」にすれば、結果をメールで知らせてくれるので、それを見た上で手続ができます。
4.BUY王(バイキング)
キャンペーンで買取価格がアップされている
初めて利用する人にオススメなのがBUY王(バイキング)です。2018年5月31日までキャンペーンをしていて、条件に合わせて買取金額がアップします。たとえば、初めての利用、メールニュース受取可、商品点数20点以上で1,000円アップです。さらに買取金額が3,000円以上になると、さらに1,000円アップなので、売る商品がたくさんある人にはいいかもしれません。
送料は無料ですが、一人あたり5箱までとなっています。それを超えると査定金額から300円ずつ引かれます。段ボールがない場合は依頼することができますし、自分で用意することも可能です。
買取不可の本は自分で売る家にいながら本を売れる宅配買取は確かに便利なサービスなのですが、よくよくサイトを見てみると買取ができない条件もけっこうあります。表紙やカバーがないもの、書き込みがあるもの、付録がないもの、切り取りがあるもの、それなりのダメージがあるもの、あとは週刊誌や文系雑誌、百科事典なども買取できないとなっていることが多々あります。
5.買取アローズ
専門書や教科書の買取強化
期間限定のキャンペーンを行うことがけっこう多い買取アローズ。そのタイミングで買取に出すと買取金額がアップする可能性大です。発売から1ヶ月以内の本ならば定価の40%、3ヶ月以内ならば20%で買取をしてくれます。また専門書や教科書など他では扱わない本も買取可能で、しかも買取価格が10%アップになっています。ただし教科書といっても小学校や中学校の教科書は買取不可なので、たとえば大学の教科書、簿記や会計検定、看護関連などの教科書が買取可能となります。
また大口査定として、300冊以上の買取を申し込んだ場合には、100冊ごとに査定金額が1,000円プラスされます。あまりにも多いと集荷をしてもらうのも大変なので、業者が配送などをしてくれますが、逆に7割以上が買取不可になってしまうと、引き取り料が発生してしまいます。そのため事前に買取可能な本の種類を確認したり、状態のチェックをしておきましょう。
フリマアプリ・ネットオークションを使うのも手。おすすめ3選
本を専門に扱うフリマアプリとしてブクマやメルカリ カウルがありますし、ヤフオク!などのネットオークションでも取引は可能です。これらの市場では個人間取引が行われているので、値段が安ければ多少傷があっても平気!という人がたくさんいます。実際、私も書き込みがある問題集を売ったことがあるほどです。もちろん、出品や梱包・発送の手間はかかりますが、買取不可の本をお金に換える有効な手段といえます。6.ブクマ
本専門のフリマアプリ。
裏表紙にあるバーコードを読み込むことで、すぐに出品が可能です。写真撮影が必須ではないので、本を売ることを考えた場合、最も楽なアプリかもしれません。でも、写真で状態を伝えることができないので、その分商品説明は丁寧に書いた方がいいでしょう。手数料は販売価格の10%です。
7.メルカリ カウル
メルカリの姉妹アプリ
メルカリの姉妹アプリです。こちらもバーコードを使っての出品ができ、本のタイトルや表紙画像が自動的に入力されます。その後で実際の商品写真を撮ることになりますが、これは本が手元にあることの証明、傷や汚れを伝えるという意味合いがあります。また、最安値が表示されるので、価格の設定も楽です。メルカリ カウルで出品された商品は、自動的にメルカリの方でも表示されます。販売手数料は10%かかりますし、値引きのお願いがくることもあるので、それを踏まえた値付けを考える必要はあります。
8.ヤフオク!
総合的な中古市場ヤフオク!
ヤフオク!の場合、オークション形式で出品をしてもいいですし、フリマ出品を利用してもいいでしょう。本に特化しているわけではありませんが、不用品を売る場所として定着しているので問題ありません。フリマアプリと違って送料を落札者が負担することが多いので、できるだけ安い方法を用意しておくといいと思います。手数料は落札価格の8.64%です。
本を売るためには、実店舗への持込み、宅配買取、出張買取、フリマアプリの利用など方法は様々です。より高く売りたいならばフリマアプリがオススメですが、本の数が多かったり面倒を感じるならば買取を利用するのも手なので、状況に合わせてツールを選んで行く必要がありそうです。
【関連記事】