メ~テレ『ドデスカ!』の徳重杏奈アナが選ぶベスト3
2018年、名古屋で流行るモノ、コトは何だ!? 当サイト恒例のヒット予測。毎年、名古屋のメディア関係者にご登場いただき、今年の推薦人はメ~テレの朝の情報番組『ドデスカ!』の徳重杏奈アナウンサー。東海地方の旬な場所を飛び回っているだけあって、現地で体感したリアルな魅力が伝わってくるベスト3に。ガイド・大竹のイチ推しと合わせてご紹介します。3位 「御園小町」などの食のテーマパーク
徳重 「4月にこけら落としする御園座。その開業に先駆けて、御園座タワー1階に食の『御園小町』(みそのこまち)がオープンしました。味噌を隠し味に使った洋食ランチ、味噌あんなどをシャチホコ型の皮につめた御園焼、だしまき玉子などこだわりの具材を選んではさむ御園サンドロールなどここだけのメニューがたくさんあり、クラフトビールも。モーニング、ランチ、テイクアウト、ちょい飲みなどいろんな使い方ができそう。物販の『御園楽座』では洋菓子店の銘菓や日本酒、ワインなどもセレクトしています。日本ではまだあまりないグローサラント(スーパーマーケット+レストランの複合業態)のような施設で、こういう食の楽しさを提案してくれるテーマパーク的スポットが名古屋でも増えてくれるのを期待しています」
□御園小町
・名古屋市中区栄1-6-15御園座タワー1階
・TEL:052・218・5490
・地下鉄伏見駅より徒歩1分
・7:00~22:00(土日祝10:00~)
・無休
・Yahoo地図情報
2位 名古屋城エリア
徳重 「名古屋城では3月には金シャチ横丁がオープンし、6月には本丸御殿が全面公開。天守閣は木造復元に向けて5月から入場禁止になりますが、その空白を十分に埋めてくれるはずです。金シャチ横丁は味噌かつの『矢場とん』、味噌煮込みうどんの『山本屋総本家』、ひつまぶしの『ひつまぶし名古屋備長』など名古屋めしの王道が揃っている他、『創作串揚げ つだ』など旬の飲食店も入っています。これまでは名古屋城を見学したらすぐ他の場所へ移動する人が多かったと思うんですが、ご飯を食べたり買い物したりと名古屋城一体で名古屋観光を楽しめるようになるはず。“目指せ!おかげ横丁!”」
3月にオープンする金シャチ横丁。正門周辺の「義直ゾーン」は初代尾張藩主にちなんで伝統的な名古屋ブランドが集結。東門周辺の「宗春ゾーン」は革新的だった7代藩主にあやかって気鋭の新鋭企業中心のテナント構成になっている
□名古屋城
・名古屋市中区本丸1−1
・TEL:052・231・1700
・地下鉄市役所駅より徒歩5分、浅間町駅より徒歩12分
・9:00~16:30(天守閣、本丸御殿は16;00までに入場)
・大人500円、市内在住シニア(65才以上)100円、中学生以下無料
・Yahoo地図情報
1位 犬山城エリア
徳重 「名古屋市内ではありませんが、名古屋からも近い犬山城。2017年に最多入場者数記録を更新し、既に人気を集めていますが、今年はさらに元気になりそうです」徳重 「もともと東海地方の人にとってはなじみが深く、国宝だけあって城マニアの人には外せないスポットですが、今増えているのは東京などからのインスタ女子! 城下町にはいろんな味を食べ歩きできる串グルメ、三光稲荷神社のハートの絵馬など、“映(ば)える”要素がたくさんあるんです。中でもレンタル着物のラインナップの充実ぶりがスゴい! 色がヴィヴィッドでかわいいけど柄が古典だったりと女の子らしすぎないところが絶妙で、別の着物を着るためにまた来たい!と思わせてくれます」
徳重 「さらに昨年、老舗旅館がリニューアルした『灯屋 迎帆楼』(あかりやげいはんろう)は全室リバー&キャッスルビューでとてもおしゃれ。泊りでお城と城下町をたっぷり楽しめます。とにかく町全体が女性が喜ぶツボが分かっていてセンスがある。私自身、仕事でもプライベートでも数えきれないくらいきていて、地元の友達が来た時にもお薦めしています!」
□犬山観光情報HP
・名鉄名古屋駅から犬山駅まで快速特急・快速で約25分。犬山駅から城下町までは徒歩約10分、犬山城までは徒歩約20分
ガイド・大竹のイチ推しはズバリ、愛知県!
当サイトのガイド、私・大竹のイチ推しはズバリ、愛知県! というのもJRグループが毎年展開しているディスティネーションキャンペーン(以下、DC)、その2018年の対象県が愛知県なのです。DCはJRグループを中心に旅行業者や地元自治体が共同で行う大型観光キャンペーン。近年は年4回、それぞれひとつの都道府県あるいは地域を対象に行われています。
そして今年は10月1日~12月31日の秋冬シーズンの対象エリアが愛知県。モノづくり文化の原点ともいえる山車からくりが絢爛豪華な姿を見せる各地の秋祭り、山海の豊かな自然に恵まれたグルメ、香嵐渓や犬山、名古屋市内では徳川園や白鳥庭園が名所の紅葉、すっかり名古屋で定着したやっとかめ文化祭をはじめ歴史文化にふれられるイベントの数々、そしてもちろん名古屋めし。愛知や名古屋ならではの楽しみを求めて、多くの観光客がこの地を訪れることが期待されます。
愛知県のDCのテーマは「未来クリエイター愛知」。未来を切り開いてきたこの地域の魅力を産業観光、歴史観光、伝統文化、食、アミューズメント、自然といったジャンルで発信しています。ちなみにサイトでは、筆者も「未来インタビュー 食編」の語り部として登場しています。
というわけで今年は愛知県、名古屋の魅力を多くの人に知ってもらう絶好のチャンス。皆さん、是非、愛知県へ遊びに来て下さい!
※過去の記事も合わせてお楽しみください。
□「2017年・名古屋発ヒット候補BEST3」
□「2016年名古屋発ヒット候補BEST3」
□「2015年・名古屋発ヒット候補BEST3」
□「2014年・名古屋発ヒット候補BEST3」
□「2013年・名古屋発ヒット候補BEST3」
□「2012年・名古屋発ブレイク候補BEST3」
□「2011年・名古屋発ブレイク候補BEST3」
□「2010年・名古屋の観光トピックスはコレだ!」
□「2009年・名古屋の観光トレンドBEST3」
□「2008年・名古屋発ヒットは何だ!?」
□「2007年・名古屋のブレイク候補ベスト5(前編)」
□「2007年・名古屋のブレイク候補ベスト5(後編)」