今年の名古屋は話題の大物ネタがいっぱい！
2017年、名古屋で流行るモノ、コトは何だ？ 当サイト毎年恒例のヒット予測。世界も注目する大型テーマパークに商業施設の相次ぐオープンなど、今年は大物ネタが目白押し。人気情報誌『東海じゃらん』の編集長が選ぶヒット候補ベスト3に、ガイド・大竹のイチ推しを紹介します！『東海じゃらん』西尚子編集長が選ぶ名古屋発ヒット候補
『東海じゃらん』（リクルートライフスタイル）西尚子編集長。温泉、宿、グルメ、レジャーなど多彩なお出かけ情報が満載。3月号は2月1日発売
西 「名古屋を中心とする東海地方の人たちは、車で2時間半なら日帰り圏内というくらい行動範囲が広くてアクティブ。加えて、身近なショッピングモールをレジャースポットとして楽しめるように、何でも遊びに変えられる積極性もあります。今年は大型のレジャー・商業施設のオープンがいくつもある上、それらと競合する既存施設が県外でのＰＲにも力を入れている。東海地方の注目度が全国的にアップするはずです」
3位は愛知にもある大河ドラマゆかりの地
国の指定・名勝天然記念物に指定されている霊山、鳳来寺山
また、井伊谷三人衆の１人、鈴木重時が城主だった柿本城址ではボランティアガイドを務める柿本城武将隊が結成されました。浜松とセットのゆかりの地巡りが歴女を中心とした歴史ファンの人気を集めそうです」
2位はお手軽＆ゴージャスなアウトドア、グランピング
BBQなどを優雅に楽しむグランピングがいよいよ名古屋でもブレイク（？）
昨年は南知多町の「マルハリゾート」、東海北陸道・川島ＰＡ内の「オアシスパーク バーベキューキャンバス」がオープンしました。実際に編集部スタッフでマルハリゾートを利用してみましたが、道具や食材が本格志向で満足度が高く、すごく楽しめました。愛知県は海の幸も山の幸も豊富なので、県外の人にとってもご当地の食材を堪能できる楽しみ方としてお薦めできます。関東圏では既に流行ってきているので、名古屋近辺でもいよいよブレイクするのでは？」
気になる1位…そしてガイド・大竹の推しネタは？
西編集長が選ぶ第1位……の前に、ガイド・大竹の推しネタも披露します。
名古屋は実は和菓子の宝庫。「お伊勢さん菓子博」や「桜の食文化300周年などのイベントも追い風にして注目度が高まりそう」
また、2017年は桜餅誕生300年。「桜の食文化300周年委員会」が発足してスイーツをはじめ桜メニューの開発・販促が展開されます。桜餅発祥は江戸向島ですが、食材としての桜を扱っているのが名古屋市の企業のため、名古屋の菓子店の参加も数多く見込まれそう。名古屋の和菓子のおいしさ、実力を知らしめる機会が増えそうです。
名古屋に対するヘイト報道を取り上げた筆者の記事「なぜ週刊ポスト『名古屋ぎらい』特集は組まれたのか？」はYahoo！ニュース個人で9月の月間MVAを獲得して話題に
これに対して地元では市民参加型のシンポジウムやインターネット討論会が催されるなど、自分たちの魅力に目を向けて掘り起こそうという動きが活発になってきました。私も春に『名古屋じまん』（仮）という書籍を刊行すべく現在鋭意制作中です。今年は名古屋の魅力をあらためて力強くアピールする1年になりそう……というよりしたいと思っています。
1位は文句なしのLEGOLAND® Japan！
日本初となるレゴブロックの屋外型テーマパーク、レゴランド ジャパンは4月1日オープン。LEGOLAND® Japan
西 「間違いなく1位はLEGOLAND® Japan（レゴランド ジャパン）です。“日本初”のテーマパークが名古屋にだなんて……！ 編集部のスタッフも既に年間パスポートを購入していますし、関東など県外の人の関心も非常に高い。隣接してオープンするメーカーズピアも面白そうで、今年はとにかく名古屋港エリアが熱い！ここを目当てに名古屋観光に訪れる人が増えることは間違いありません。
名古屋の人は気にしつつもしばらく様子見……いう慎重派が多いので、開園直後だけでなく、夏以降にあらためて地元からの客足が伸びるのでは、と予想しています」
……と、今年は例年以上に話題が山盛りの名古屋。皆さんも名古屋を訪れ、名古屋を体験し、名古屋を大いにお楽しみください！
※過去の記事も合わせてお楽しみください。
□「2016年名古屋発ヒット候補BEST３」
□「2015年・名古屋発ヒット候補BEST３」
□「2014年・名古屋発ヒット候補BEST３」
□「2013年・名古屋発ヒット候補BEST3」
□「2012年・名古屋発ブレイク候補BEST3」
□「2011年・名古屋発ブレイク候補BEST3」
□「2010年・名古屋の観光トピックスはコレだ！」
□「2009年・名古屋の観光トレンドBEST3」
□「2008年・名古屋発ヒットは何だ!？」
□「2007年・名古屋のブレイク候補ベスト5（前編）」
□「2007年・名古屋のブレイク候補ベスト5（後編）」
